ブックタイトル森林のたより 746号 2015年11月

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概要

森林のたより 746号 2015年11月

■森林技術開発・支援センター林業普及指導員今井琢磨普及コーナー岐阜県森林技術師連絡協議会の活動紹介会場で、実際にご覧になれなかった方もいらっしゃるのではと思いますので、紙面をお借りして、その様子をご紹介したいと思います。(なお、写真は、リハーサルのときのものです)1木曳車の入場県内5箇所で伐採され、県内全市町村をリレー方式で巡り、最後に、第39回全国育樹祭式典会場である揖斐川町谷汲地区「谷汲緑地公園」へと辿り着いた100年生の大丸太。この大丸太が、木曳車に載せられ、式典会場アトラクションステージへと入場してきます。木曳車の周りには、県内各地から参集した「森林技術師会」の皆さんが、大丸太に寄り添うように、厳粛な表情で、一緒に入場してきます。木曳車で大丸太が入場します岐阜県森林技術師連絡協議会について皆さんは、『岐阜県森林技術師連絡協議会(大野公之会長。以下、「森林技術師会」と表記します。)』をご存じですか?「森林技術師会」とは、「岐阜県林業士(※1)」や「林業作業士(※2)」、「高性能林業機械オペレーター」および地域の指導的林業経営者である「指導林家」などの森林技術者の皆さんにより組織化された団体です。「森林技術師会」の皆さんは、「林業グループ(岐阜県林業グループ連絡協議会)」の皆さんと同様、総じて『普及指導協力員』とお呼びすることもある、林業普及指導員の〝パートナー〟的な存在です。さて、この「森林技術師会」ですが、近年の、林業普及対象(普及客体)の一般県民への広がりとともに、県下各地で、森林整備ボランティア活動への取組みをすすめてきました。代表的な活動としては、平成14、15年度に実施しました、「岐阜市、各務原市の大規模山林火災跡地における地拵え活動」や、平成16?18年度に実施しました「第57回全国植樹祭開催地での森林ボランティア活動」などがあげられます。(※1)岐阜県林業士とは…岐阜県が、林業に関する優秀な技能と知識を有する森林技術者を認定するもの。認定種類は、「育林」「素材生産」「育苗」「製材」「特用林産」の5部門。(※2)林業作業士とは…県又は林業労働力確保支援センターが行う、基幹林業労働者研修等を修了し、地域林業の基幹となる森林技術者として知事又は森林公社理事長の認定を受けた者「第39回全国育樹祭」記念式典行事メインアトラクションに出演しましたこの「森林技術師会」が、去る10月11日(日)、揖斐川町谷汲地内「谷汲緑地公園」で開催された「第39回全国育樹祭」において、記念式典行事メインアトラクションへ出演しました。これは、本年4月27日(月)の中津川市加子母地内での伐採式を皮切りにした、「100年の森づくりリレー」による「丸太木曳き」の大丸太を、式典会場において、柱のように垂直に立てる、というものです。MORINOTAYORI 18