ブックタイトル森林のたより 755号 2016年08月

ページ
5/18

このページは 森林のたより 755号 2016年08月 の電子ブックに掲載されている5ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

森林のたより 755号 2016年08月

なります。自然環境保全課までりが引き起こす樹皮剥ぎも木を枯らす原因とTEL058ー272ー1111内線(2701)●詳しい内容を知りたい方は引き起こします。また、採食やオスの角こす表土が露出することで土砂崩れなどの被害を【環境生活部自然環境保全課古木辰史】森の中の昆虫や小動物の暮らす場所を奪い、んか。食べつくしてしまいます。下層植生の衰退は、あなたも、森を守る狩猟者になってみませ生を食べます。増えすぎたシカは、それらをカレンダー(林業者向け)をご覧ください。例えば、シカは森の中で下草などの下層植県内各所で開催しています。詳細はイベントえてしまうからです。県では、狩猟免許を取得するための試験をえすぎた鳥獣は森の生態系にもダメージを与も良いかもしれません。せんが、そうではありません。なぜなら、増は林業者と並んで『森も林りの守り手』と呼んで保全とは相反するように思われるかもしれまてくれています。現代社会において、狩猟者鳥やけものを捕獲する狩猟と、生物多様性狩猟者が参加し、私たちの生活や自然を守っ●鳥獣の管理としての狩猟るべく、自治体などの行う有害鳥獣の捕獲にるものですが、近年では鳥獣被害を食い止めえてみたいと思います。与えられます。狩猟は元来趣味として行われ回は、その狩猟と生物多様性保全について考技能を試験により判定し、合格した者にのみられるのが、狩猟による鳥獣の捕獲です。今狩猟免許は、法令や猟具の扱いなどの知識・て食い止めなければなりません。そこで考えです。狩猟を行うには、狩猟免許が必要です。獣による被害は、その数を減らすことによっ狩猟者とは、文字通り狩猟を行う者のこと個体数の増加が考えられます。増えすぎた鳥●狩猟者の果たす役割こうした被害の増加の大きな原因として、課調べ)。るのが、狩猟者です。でシカによるものとなっています(農村振興管理の担い手として重要な役割を果たしてい7千25年万度円ので岐、阜最県も内多でいの被農害作は物イ被ノ害シ額シは、約次4い億の保全にもつながる行為です。そうした鳥獣みならず、森林の生態系の保全、生物多様性林水産業への被害が深刻化しています。平成す。鳥獣の管理は、人間の生産活動を守るのシカやイノシシなどの野生鳥獣による、農減少させることを、鳥獣の管理と呼んでいま●増えすぎたシカ・イノシシ増えすぎた鳥獣を、捕獲により適切な数に第2回狩猟と生物多様性シリーズ生物多様性平成28年度指定管理鳥獣捕獲等事業について1指定管理鳥獣捕獲等事業とは平成26年5月に「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」が一部改正されたことに伴い、集中的かつ広域的に管理を図る必要があるとして環境大臣が定めた鳥獣(指定管理鳥獣:ニホンジカ及びイノシシ)について、都道府県又は国が捕獲等をする「指定管理鳥獣捕獲等事業」が創設されました。2岐阜県における当該事業の実施状況平成27年度まで、ニホンジカを捕獲対象として実施してきましたが、今年度は、新たにイノシシを加え、これらによる農作物被害額の多い市町村を実施区域とするとともに、7月から捕獲を開始することで捕獲期間も十分に確保しています。実施区域捕獲期間県内全域(ニホンジカ、イノシシの農作物被害額の多い市町村)平成28年7月頃~平成29年3月(捕獲予定頭数に達し次第、終了)捕獲対象、捕獲予定頭数ニホンジカ:500頭、イノシシ:200頭捕獲方法わな猟(くくりわな、箱わな)委託先一般社団法人岐阜県猟友会【農政部農村振興課田村康則】●詳しい内容を知りたい方はTEL058-272-1111内線(3175)農政部農村振興課まで5MORINOTAYORI