ブックタイトル森林のたより 757号 2016年10月

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概要

森林のたより 757号 2016年10月

グループの概要久々利林業グループは久々利生産森林組合(昭和53年3月設立)を母体として、昭和62年10月に岐阜県地域林業推進協力活動事業実施要領に基づいて結成されました。現在は、久々利生産森林組合の役職員9名で活動をしています。主に子ども達が森林に対する理解を深めることを目的とした事業を実施しています。「夏の自然体験学習会」現在の主な活動は二つあります。一つめは、林業教育活動です。毎年、地元小学校児童を対象に、身近な森林を使った自然体験学習会を開催しています。今年も7月27日に組合所有地の錠ヶ谷キャンプ場において、久々利子ども会育成会、岐阜県、可児市、久々利自治連合会、久々利公民館の協力のもと、第30回自然体験学習会を開催しました。林業グループコーナー久々利林業グループ久々利林業グループの紹介久々利林業グループの会員可茂農林事務所職員による森林愛護学習木工教室で本立て作り川に入ってマスつかみお昼は皆でバーベキュー可茂農林事務所職員を講師とした森林愛護学習に始まり、ビンゴゲーム、昼食のバーベキュー。午後からの木工教室では低学年、高学年に分けて木の教材での作品作り、最後はキャンプ場沿いの河川で学年ごとに川を仕切り、放流した鱒のつかみ取りを実施しました。今回の参加者は児童47名、保護者等大人77名で盛会のうちに終了しました。子ども達の夏のレクリエーションの一環として、久々利の素晴らしい自然環境に親しむことができる自然校外教育学習を、来年以降も継続して実施したいと考えています。しかし、年々地元小学校の児童数は減少傾向にあり、更なる継続実施ができるかを懸念しているところです。「久々利ふれあい祭り」への参加活動の二つめは、隔年で開催される久々利ふれあい祭りへの参加です。今年は3月13日に開催され、協賛事業としてシイタケ栽培用の原木(ほだ木)を伐採・搬送して、約350本に菌を打ち込み、地域住民へ安く販売しました。また、小学生以下の児童が菌打ち体験したほだ木は無償提供とし、子ども達の満面の笑みを見ることができました。今後の活動について3年前までは「秋の自然体験学習会」として、ヒノキの間伐・枝打ち体験、製材所見学などを行っていましたが、子ども達の参加人数の確保が難しくなり、小休止の状態です。今年度については、保護者と相談をして参加人数の確保に努め、実施をしたいと考えています。【久々利林業グループ会長丹羽保之】MORINOTAYORIMORINOTAYORI11