ブックタイトル森林のたより 758号 2016年11月

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概要

森林のたより 758号 2016年11月

新たな分野・用途に、岐阜県産材を活用する新製品開発シリーズ6平成27年度に地域材新規用途導入促進加速化事業を活用し、新たな分野・用途への県産材利用拡大に向け、新製品開発が行われました。6月号から7回にわたり、開発された新製品についてご紹介します。難燃性木材の性能評価認定取得及び普及事業杉・桧の準不燃材料(内装材)国土交通大臣の認定を取得事業者:桑原木材株式会社〈問合せ先〉担当:原TEL0568-67-5111■概要建築基準法では、火災時に建物内部が容易に燃えないよう、用途、規模、構造などにより壁や天井の内装を燃えにくい材料で仕上げることを義務付けており(内装制限)、通常の木材が使用できない場合があります。不燃処理により防火材料として認定をうけた木材は、内装制限のある物件にも使用可能ですが、価格面、薬剤の溶脱などにより、普及が進んでいるとは言い難い状況です。杉・桧内装材の活用範囲を広げるため、より安価で安全な準不燃木材の開発を目指しました。■成果●杉・桧の内装用化粧木材について、日本建築総合試験場の性能評価試験を受け、準不燃材の評価基準をクリア。国土交通省が規定する準不燃材料の大臣認定を取得しました。●安価な薬剤・塗料を薬剤メーカー、塗料メーカーと共同開発。薬剤の白華・溶脱の問題も産業科学技術センターにて環境試験を行い、優良な評価を確認しました。●ジャパンホームショー、建築再生展などに出展し、建設関係の方々から好ましい評価を受けました。■今後の展開今後はより意匠性、施工性に優れた商品の開発を目指します。生産設備も見直し、より安価で大型物件にも安定的に供給できる体制をとり、地域材の普及、付加価値を高める商品開発を継続していきます。杉準不燃木材(塗装タイプ)展示会出展の様子桧準不燃木材(無塗装タイプ)11月1日から、狩猟期間が始まっています。狩猟の季節がやってきました。今年から、岐阜県内での狩猟できる期間が変更されています。安全で実りの多い狩猟となるよう、以下の事項に注意してください。○今年度の岐阜県の狩猟期間は、11月1日から今年度より、岐阜県の狩猟期間は11月1日から(平成27年度まで:11月15日から)となりました。昨年と違い、既に狩猟期間が始まっています。ご注意ください。○11月14日までの間は、シカ・イノシシのわな猟のみ11月1日~11月14日までの間は、捕獲できる鳥獣はニホンジカ・イノシシのみ、扱える猟具はわな(くくりわな、はこわな、はこおとし、囲いわな)のみです。ただし、止めさしの目的の場合のみ銃の使用が認められています。なお、2月16日から3月15日までの期間は、昨年と同様捕獲できる鳥獣はニホンジカ・イノシシのみ、扱える猟具はわな及び銃となります。増えすぎた鳥獣の生息数や、生息範囲を適切なものとするためにも、狩猟は大きな役割を担っていますが、その分安全に配慮しなければなりません。目指せ、狩猟事故ゼロ!【環境生活部自然環境保全課古木辰史】●詳しい内容を知りたい方はTEL058-272-1111内線(2701)環境生活部自然環境保全課まで9MORINOTAYORI