ブックタイトル森林のたより 794号 2019年11月

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概要

森林のたより 794号 2019年11月

木の香るぎふの施設80内装木質化岐阜県立大垣桜高等学校図書館大垣市墨俣町上宿465-1施設の経緯築年数40年以上の校舎にある図書館は、こじんまりとしていて居心地は良いものの、絨毯は日に焼け、本棚は老朽化し、薄暗い雰囲気の場所でした。今回、床全面と壁の一部の木質化に併せ、新たに木製本棚を導入したことにより、ヒノキの香りに包まれた、ゆっくりと利用できる快適な空間になりました。施設全景施設概要事業年度事業主体構造・延床面積施設用途木材使用量使用樹種全体事業費設計者施工業者工期平成30年度岐阜県鉄筋コンクリート造4階建3,321.02m2学校施設9.09m3ヒノキ(県産材100%)19,317千円(県有施設木質化等推進事業)有限会社西設計株式会社児玉建設平成30年11月6日~平成31年2月28日ここに注目!!家庭科の専門校のため大型の専門書が多く、背の高いスチールの書棚に納められていたことから、かなり圧迫感がありました。今回、明るくて柔らかな色彩と安定感を持つ木製本棚にしたことにより、開放感が得られ、本の出し入れも効率的になりました。また、床と壁を木質化したことで、全体が明るくなり、ぬくもりのある図書館となりました。利用者の様子4階の端にありますが、木質化しゆっくりと利用できる快適な空間となったことにより、多くの生徒が来館するようになりました。生徒たちは木の良さを体感し、口々に「ここに来ると癒される。」と言っています。■問い合わせ先岐阜県立大垣桜高等学校TEL0584-62-61315MORINOTAYORI