ブックタイトル森林のたより 806号 2020年11月

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概要

森林のたより 806号 2020年11月

いて、推進協議会を母体とする仕組みが話し合われ、関係者の連絡調整の場となる「揖斐川町森林経営管理推進協議会」が8月に発足し、野原さんが事務局長に就任されました。●野原さんのコメントお聞きした内容を紹介します。【意欲】現役時代は多くの業務を兼務しており、林務の仕事が十分できなかったので、今回の採用を機に、新制度のもと、身についた経験や知識、情報を駆使して積極的に進めていきたい。【課題】意向調査を進めるにあたって、相続登記がされていない森林や共有林は特に手間がかかる。また6万8千haある民有林を、どのような順番で取り組んでいくか、早急にまとめる必要がある。【事務局長】物事を推進するには関係する各方面との調整が重要なので、いままで築き上げた人脈も活かし、制度の円滑な推進に努めたい。●エール野原さんの豊富な経験と積極的な姿勢で、制度推進に向け益々活躍されますことを、関係者一同期待しています。を前倒し、森林整備が発注できる見込みとなりました。なお、今回はモデル箇所ということもあり、地域住民への説明会を開催した後にアンケート調査を実施することになりました。●制度の推進今年度は新型コロナ対応で会議等の開催が控えられてきましたが、6月中旬から2回の意見交換会が開催されました。そこでは、町の森林経営管理制度の運用体制につ新たな森林管理制度として森林経営管理法が施行され、揖斐川町は昨年度から国の森林環境譲与税を活用し、使いやすい林地台帳の整備を進めていますが、今年度からは森林経営管理法に基づく森林所有者への意向調査や森林経営管理権の取りまとめ等を行うために、新たに森林経営管理推進員として野原英司さんが雇用されました。●人材の確保地域の森林・林業行政を理解し、組織の一員として意欲をもって業務を進めてもらえる人材の確保は難しいのですが、町が林務関係職員のOBに働きかけを行った結果、町村合併前から森林・林業行政に携わり、合併後平成24?26年度まで町の農林振興課長を務めた野原さんに受けていただくことになりました。●推進員の仕事森林経営管理制度の運用方針は本誌6月号で説明しましたが、制度運用には森林経営管理推進員が重要な役割を担います。1所有者への働きかけ・名寄せ、相続確認、図面準備、所有者等への説明、意向調査2森林の経営管理権設定・現地調査、経営可否判断、集積計画・整備方針の検討3森林整備事業の実施・事業費積算、発注・管理●今年度の取組み今年度はモデル箇所の設定、森林所有者への意向調査及び経営管理権集積計画の作成でしたが、野原さんが加わることで予定地域の人●詳しい内容を知りたい方はTEL0585ー23ー1111揖斐農林事務所まで野原英司さん森林経営管理推進員揖斐川町における森林経営管理制度の推進【揖斐農林事務所高井和之】野原英司さん????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????MORINOTAYORI13