ブックタイトル森林のたより 806号 2020年11月

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概要

森林のたより 806号 2020年11月

森林経営管理制度について森林経営管理法が平成31年4月1日に施行され1年以上が経過しました。県内では、森林のある市町村(34市町村)のうち20市町村が意向調査の準備に着手、6市町が意向調査(459.74ha)、そのうち1市が森林整備(間伐24.62ha)を実施しました。本年4月号では、県内で初めて、本制度を活用して森林整備まで取り組まれた「恵那市」の事例を紹介しました。今回は、県内で私有林人工林面積が最も大きい「郡上市」の事例を紹介します。郡上市では、災害リスクの条件(森林経営計画が設定されていない・過去に森林施業が行われていない・民家裏の山腹崩壊、谷筋等の土砂流出の恐れがある森林)を設定して対象森林を抽出し、特に災害リスクの高い2箇所(53.78ha)の森林の所有者に対して、森林経営管理制度に基づく意向調査を実施しました。この意向調査から経営管理権集積計画までの業務を市内全域の森林の状況に精通している郡上森林マネジメント協議会(構成員:郡上森林組合ほか6団体)に委託することで、森林所有者と円滑な意思疎通が図られ、効率よく事業を進められています。本制度等を活用し、森林整備を推進することで、山崩れや水源涵養等の森林の持つ公益的機能の発揮につながります。県としては、本制度の運用に係る市町村の課題を解決するため、弁護士などの専門家による研修会等を開催しています。今後も引き続き市町村の支援を行い、森林の適正な管理を促進していきます。●詳しい内容を知りたい方はTEL 058-272-1111内線(3023)林政課森林企画係までばっさいばた伐採旗設置制度のお知らせ皆伐(普通林は1ha以上)を行う場合は、伐採現場に伐採旗を設置してください。1制度の目的は?伐採届出旗伐採許可旗合法伐採を行う森林の目印として伐採旗を設置し、合法伐採箇所の判別を容易にすることで、違法伐採の防止を図るとともに環境に配慮した伐採を進めます。2制度の概要は?下記の伐採を行う現場に伐採者が伐採旗を設置します。種類普通林保安林旗の設置対象設置する旗旗の交付者設置期間1ha以上の皆伐伐採届出旗市町村伐採開始日~造林完了まで全ての皆伐伐採許可旗県(農林事務所)伐採開始日~伐採終了まで3伐採旗設置制度についての詳細は?下記URL「伐採旗設置制度について」を参照してください。https://www.pref.gifu.lg.jp/sangyo/shinrin/shinrin-keikaku/11511/bassaibata.html●詳しい内容を知りたい方は、林政課森林計画係(TEL 058-272-8471)、治山課森林管理係(TEL 058-272-8528)まで5 MORINOTAYORI