ブックタイトル森林のたより 813号 2021年6月

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概要

森林のたより 813号 2021年6月

活かす知恵とを森林人101●詳しい内容を知りたい方はTEL(0575)35ー2525県立森林文化アカデミーまで森林文化アカデミー&m orinos●萩原・ナバ・裕作コロナ禍の今こそ森がチャンス!?免疫力も学力も健康もアップ!?「森の教室」を創りませんか??多様なアプローチを無理なく実現できる理想的な空間だったんです。免疫力UPや、視力低下防止効果も近年、リラックス&ストレス解消効果以外の森の効果について、様々な研究結果が出ています。幼児期から森で過ごすことで免疫力がアップするという結果や、毎日2時間以上自然光の中で過ごすと「近視」を防止できるという結果など、森の新たな効果や価値に注目が集まりつつあります。森の教室作りたい学校募集中!コロナ対策、誰ひとり取り残さない教育、心身の健康維持など、現代社会の課題を一気に解決できそうな「森の教室」。そんな素敵な空間を、私たちと一緒に楽しみながら創りませんか?連絡待ってま?す。「The Problem is the Solution(問題の中にこそ解決策がある)」。これは持続可能な暮らしのデザイン手法「パーマカルチャー」の考え方のひとつです。コロナが猛威を振るう(Problem)今こそ、森の新たな価値に気づき活用する(Solution)チャンスです。今回はそんな試みの一例をご紹介します。「森の教室」の誕生コロナの感染拡大後、フランス、イギリス、アメリカでは、学校の先生たちが、近くの森にホワイトボードや椅子を置き、教室を作って授業を始めました。スウェーデンでは、野外で大半の教科を学べるプログラムが普及し始めています。教室での密を避けるために始まったこれらの活動、はじめてみたらなんとコロナだけでなく、それ以外の問題までをも一気に解決できちゃうことが分かったのです。誰ひとりとり残さない教育驚いたことに野外で授業を始めたところ子どもたちの集中力が高まったそうです。さらに実践的で幅広い学びになったため、子どもたちのモチベーションや理解度が増し「落ちこぼれ」が減ったそうです。ハーバード大のガードナー教授によれば、人間は、個々にバランスが異なる8つの知能を持っていて学びのパターンも多種多様。そのため、ワンパターンの教え方ではなく、体験を通して、芸術や空間を通して、理論的・数学的に考えて、体を動かして、リズムに合わせてなどなど、様々なアプローチで学びを提供することが重要なんだとか。森はそんなMORINOTAYORIMORINOTAYORI 1212