ブックタイトル森林のたより　813号　2021年6月

概要

森林のたより　813号　2021年6月

市況木材市況回数共販所名第1759回岐阜共販所4月20日第1339回飛騨共販所5月12日第1670回東濃共販所5月13日樹種すぎひのきすぎひのきまつひめこくりすぎひのきまつ県森連岐阜・飛騨・東濃林産物共販所単位：円（1m3当たり）長さ径平均値高値備考3ｍ4ｍ6ｍ3ｍ4ｍ6ｍ3ｍ4ｍ3ｍ4ｍ6ｍ4ｍ4ｍ5ｍ4ｍ3ｍ4ｍ3ｍ4ｍ6ｍ4ｍ16～18cm16～18cm20～22cm24～28cm30cm以上16～18cm16～18cm20cm以上16～22cm24～28cm30cm以上16～18cm16～22cm24～28cm30cm以上16～18cm20～22cm24～28cm30cm以上16～20cm24～28cm30cm以上24～28cm30cm以上30cm以上24cm以上16～22cm24～28cm30cm以上元16～22cm24～28cm30cm以上元13cm以下24～28cm30cm以上元18～22cm22～28cm梁30cm以上元12,30011,00012,80012,50011,200－17,80014,80017,60013,60015,000－12,00012,40011,30017,00017,00018,00019,00026,0008,0008,00012,00012,000－15,00012,00012,30013,00016,80013,50016,5009,00014,00018,00022,0005,0006,000－－－18,00025,000－－－－52,00055,800－－13,00038,000－－22,00038,000－9,0009,000－13,500－39,000－－16,00032,00032,00048,000－－45,000－－－単価は直材価格、但し平均値は並材二番玉価格木材市場【商況】出材は回復基調にあるが依然として各方面、在庫不足は継続して顕著。スギ4ｍ中目、尺上元木良材は応札多数、強気。50cm上並材にも活発な入札。スギ並材3ｍ、4ｍ併せて非常に需要が高く強保合。3ｍ（16～22cm）直造材が有利。スギ3ｍ直材は24cm上も引き合い強。ヒノキ元木良材30cm上、40cm上強含み。ヒノキ並材3m・4ｍ価格は強保合。4ｍ土台取りが人気。ヒノキ2m元木は直小曲24cm上、引き合い強。合板向けはスギ、ヒノキともに在庫不足。ラミナ向けも併せて特にスギが強保合。製紙向けパルプ材、発電向け未利用材ともに原木不足、需要高。（岐阜）スギ、ヒノキ3m・4ｍ並材は丸太不足しているため買い気旺盛。ヒメコ、マツは伐採シーズンの終盤に入り駆け込み出材が多いが弱気。広葉樹は今後気温が上がって材が傷みやすい時期に入るため、白系統の木の出材が少なくなる。製材・合板工場では、原木不足のため集荷強化の動きが見られる。他の高値はカラマツ4ｍ×42ｃｍ＠16,000円マクルミ4ｍ×38ｃｍ＠43,800円アサダ3ｍ×28ｃｍ＠21,000円（飛騨）全般的にヒノキ・スギとも並材（16cm～22cm）は、応札旺盛にて保合。ヒノキ元木、良材２ｍ・３ｍ・４ｍ（高齢材及び枝打材など（特殊材)）には応札旺盛にて保合。スギ元木良材には応札旺盛保合。ヒノキ並材は３ｍ・４ｍ（16～22cm）は、需要があり価格は上向き気配にて保合。スギ並材は３ｍ・４ｍ（16～28cm）は、応札旺盛にて保合。（東濃）製品卸売標準価格（4月期）樹種スギヒノキＷ集ウ成ッド材外材市況（4月期）57,000～60,000（1,885～1,985）57,000～60,000（539～567）70,000（3,024）64,000（2,100）63,000（2,700）樹種規格価格樹種規格価格米用途松柱間柱土台柱柱寸法（mm）等級m 3当り長巾高価格3000 105 105１等300040003000300030003000S Sタイプ10530105 105120 120120 120１等6000 120 120特等105 105国産５層120 120国産５層※日刊木材新聞調べ（名古屋標準相場全てKD材）コースト（目荒）327～331米栂米ひばヘム（アラスカ産）ポール（単位：円）前月（本（枚）単価）比較特等65,000～70,000（2,867～3,087）特等67,000～70,000（2,894～3,024）（東濃桧）特等3311m3当り（価格単価：10 0円）302324日刊木材新聞調べ名古屋標準相場（径級は30cm上、米松コーストのみ大阪相場）→→→→→120,000（10,368）→→→バイオマス木材用語一口メモ生物資源（bio）の量（mass）を表しており、再生可能な生物由来の有機性資源（化石燃料は除く）のこと。近年、木質バイオマスが注目を集め、薪、チップ、ペレットなどに加工され、熱、電気などのエネルギーとして使用されている。（参考）日刊木材新聞社木材・建材用語辞典MORINOTAYORI 20