ブックタイトル森林のたより 829号 2022年10月

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概要

森林のたより 829号 2022年10月

シリーズ『森林・環境税』で“緑豊かな清流の国ぎふづくり”県では、「清流の国ぎふ森林・環境税」を活用し、県民みんなで豊かな自然環境を守る様々な取組みを行っています。こうした取組みの内容について連載で紹介します。6脱炭素社会に貢献する森林づくり事業(令和4年度新規事業)【事業概要】気象災害による被害森林や皆伐後の天然更新が見込めない森林のうち、森林所有者等による整備が困難なものについて、森林の持つ多面的機能の維持・向上・回復とともに、二酸化炭素吸収量の増大に貢献するため、早生樹等の植栽を進めます。森林所有者と事業実施者、市町村が本事業の実施に合意し、三者で協定を締結し実施する場合、県は人工造林に係る費用等を助成します。【補助対象者】市町村、森林組合、林業事業体等【対象森林】●環境保全林内で森林経営計画が策定されていない皆伐跡地●脱炭素社会に貢献する森林づくりに関する協定を締結している森林など【補助金】定額補助※参考例:地拵え+植栽(早生樹2,000本/ha)≒約126万円/ha(※R4単価より)【事業内容】●植栽適地適木を原則とするが、現地の状況により成長が早く、二酸化炭素の早期吸収が期待できる早生樹等(コウヨウザンほか)を優先●地拵え林内の刈払いと伐採後の枝葉・梢端部等の除去を行い、植栽を実施●特殊地拵え被災森林の伐採等整理を実施(実施後、2年以内に植栽)●雪起こし・下刈り(1齢級まで)●鳥獣害防止施設等整備忌避剤散布や幼齢木保護材、防護柵の設置コウヨウザンの針葉【これからの取組み】幼齢木保護材設置状況コウヨウザン(植栽後3年)清流の国ぎふ森林・環境基金事業の第3期(令和4年度~令和8年度)において、100ha(20ha/年)を目標に、脱炭素社会に貢献する森林づくりを進めます。コウヨウザン[各務原市民公園]【森林経営課江﨑陽介】●詳しい内容を知りたい方はTEL 058-272-1111内線(3195)までMORINOTAYORI 10