ブックタイトル教育医学 J.Educ.Health Sci. 第63巻 第4号 通巻 第290号

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概要

教育医学 J.Educ.Health Sci. 第63巻 第4号 通巻 第290号

介護老人保健施設の看護職の職務の継続と認知症ケアの検討;介護老人保健施設の看護職版職務満足度評価尺度とBPSDサポート尺度を用いてAmosを用い,有意水準は5%とした.基礎統計量を算出した.その後,仕事全体の満足度の回答から,『どちらともいえない:3点』以上であったものを満足度の高い群とし,『ややそう思わない:2点』以下であったものを満足度の低い群として分類した.転職意向と離職意向の回答から,『ややそう思う:4点』以上であったものを転職または離職意向の高い群とし,『どちらともいえない:3点』以下であったものを転職または離職意向の低い群として分類した.仕事全体の満足度,転職意向,離職意向を従属変数とし,N-DS-HFの下位尺度を独立変数として,2項間のロジスティック回帰分析により,オッズ比を検討した.さらに,N-DS-HFの下位尺度とSS-BPSDの下位尺度及び属性との関係性は,Spearmanによる順位相関係数を算出した.上記の分析後,N-DS-HF及びSS-BPSDを用いて職務の継続に対する影響要因のモデルを検証するために,共分散構造分析を用い,職務に対する継続に関連する要因を明らかにし,モデルの適合度を適合度変数(GFI:goodness of fitindex),自由度修正済み適合度指標(AGFI:adjusted goodness of fit index),比較適合度指標(CFI:comparative fit index)及び平均二乗誤差平方根(RMSEA:root mean squareerror of approximation),赤池情報量基準(AIC:Akaike?s information criterion)により確認した.4.倫理的配慮老健の看護介護課長等に目的及び調査内容を文書にて説明し,対象者に対しても文書にて説明をし,本研究に賛同をしなくとも業務上の不利益がないこと,個人名が特定されないこと,得られた結果は学会などで発表することを説明し,研究協力を依頼した.質問紙提出をもって研究同意の意思確認を行った.なお,本研究は岐阜大学大学院医学系研究等倫理審査委員会の承認(26?307)を受けて実施した.Ⅲ.結果回収された質問紙のうち,384名(30.1%)を有効回答とした.なお,以下よりN-DS-HFとSS-BPSDの下位尺度は「」にて表記する.1.対象者の属性(表1)対象者の平均年齢±SDは47.4±9.0歳であり,女性352名(91.7%)であり,所持している免許(複数回答)は看護師は241名(62.8%)と最も多く,次いで准看護師は151名(39.3%)などであり,年収は300?400万は146名(38.0%)と最も多く,次いで400?500万は108名(28.1%)であった.認知症ケアの経験年数は5 ?10年124名(32.3%)と最も多く,次いで10年以上は116名(30.2%)であった.表1対象者の属性n=384年齢,歳平均値±SD47.4±9.0性別,名女性352(91.7)男性3 2(8.3)資格,名看護師241(62.8)(複数回答)准看護師151(39.3)介護支援専門員48(12.5)認知症ケア専門士8(2.1)介護福祉士5(1.3)ホームヘルパー2(0.5)認知症ケア指導管理士2(0.5)社会福祉士1(0.3)年収,名100?200万5(1.3)200?300万44(11.5)300?400万146(38.0)400?500万108(28.1)500?600万63(16.4)600万以上1 8(4.7)認知症ケアの1年未満1 0(2.6)経験年数,名1?3年61(15.9)3?5年67(17.4)5?10年124(32.3)10年以上116(30.2)無回答6(1.6)()内は%を示す2.職務満足度,転職意向,離職意向と認知症ケアとの関係(表2 ? 4)仕事全体の職務満足度高低を従属変数にしたN-DS-HFのロジスティック回帰分析では,? 308 ?