ブックタイトル森林のたより 718号 2013年7月
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森林のたより 718号 2013年7月
恵みの森づくりフォーラム2013&“森の椅子”セレクションの開催5月12日、蛭子座(中津川市蛭川)にて、第39回全国育樹祭の開催誘致に向けたキックオフイベントとして、「森の恵みを次世代へつないでいくために」をテーマに、恵みの森づくりフォーラム2013を開催しました。フォーラムには、県内外の森林・林業関係者等、約500名が参加し、大盛況のうちに終えることができました。会場内には、「“森の椅子”セレクション」で選ばれた、木製のイスやベンチが配置され、会場全体が「森の恵み」のテーマに相応しい雰囲気に包まれていました。「“森の椅子”セレクション」は、県産材を使用した木製イス・ベンチ制作の技術力・デザイン力の向上を目的に実施したもので、県立森林文化アカデミーの涌井学長等が、地域の素材が上手に活用されているか、デザイン性は優れているか、座り心地は良いかなどのポイントで審査し、17法人が制作した30作品の中から、イス3作品、ベンチ2作品を、“森の椅子”に選びました。▲審査の様子フォーラムは、和太鼓演奏と森の恵みを表現したオリジナル地歌舞伎がオープニングを飾り、早川県議会議員の開会宣言により、幕を開けました。主催者を代表して古田知事が「全国育樹祭の開催に向け、県民あげて森の恵みを次世代へつなげる取組が大切」と挨拶を述べた後、第1部「事例紹介」がスタート。加子母森林組合の内木組合長からは、加子母の山づくりの課題や取組、続いて、林野庁の末松林政部長から木材利用ポイント制度の意義や概要について紹介があり、参加者は熱心に聞き入っていました。第2部「トークセッション」では、坂本代表、涌井学長、そして、地元出身のフリーアナウンサー草野満代氏が登壇。坂本代表は「今の人たちは、人間がどうやって生かされているのか忘れてしまっており、そこから考え直さなければいけない。」と今の生活への危機感を語り、涌井学長は「地球環境は限界にきている。森林の資源を生かし、それを大切にしながら、次の世代へ引き継いでいくことが大事。」と訴えました。途中、涌井学長から坂本代表に対し、県立森林文化アカデミーの客員教授を依頼し、会場からは大きな拍手が沸き起こる一幕もみられるなど、会場は▲森の椅子を使用笑いと拍手の渦で和やかな雰囲気に包まれながら終了しました。さて、岐阜県は、平成27年度の全国育樹祭の開催誘致を表明しています。今回のご意見を参考に、森林の資源を生かしつつ、豊かな森の恵みを次の世代に適正な形で引き継いでいけるよう、岐阜県らしい全国育樹祭の開催に向けて、準備を進めていきたいと思います。最後になりましたが、今回のフォーラムを開催するにあたり、ご協力いただきました関係者の皆さんにはこの場をお借りして感謝申し上げます。“森の椅子”セレクション出品者一覧有限会社健創/東白川村森林組合/有限会社内木木工所/つながるベンチの会/檜創建株式会社/NPO法人グリーンウッドワーク協会/親和木材工業株式会社/村雲建設/有限会社然/加子母森林組合/EMU.ENUDESIGN/はせ工房/木工工房異紗/岐阜県立森林文化アカデミー/飛?産業株式会社/SQUADRAMURASE&Co./串原林業(出品順)飛?産業㈱アームチェア(IK208)飛?産業㈱チェア(EM201)加子母森林組合+(プラス)STOOL㈲内木木工所tononoベンチ㈲然木曽五木のベンチ【林政課恵みの森づくり推進課河合高志】●詳しい内容を知りたい方はTEL058 ー272ー8462恵みの森づくり推進課まで11 MORINOTAYORI