ブックタイトル森林のたより 718号 2013年7月
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森林のたより 718号 2013年7月
シリーズ森林・環境税で、清流の国ぎふの自然を守る。~里山林の整備・利用の促進~2里山林整備事業~集落、農地等周辺の里山林整備を支援する事業です~【問い合わせ先】恵みの森づくり推進課電話058-272-8472野生鳥獣による被害の軽減など地域住民の生活環境の保全や、生物多様性の保全を図るため、市町村や各種団体が行う里山林整備の経費を助成しています。5年間で2,000ヘクタールの整備目標のもと、平成24年度は17の市町村において約240ヘクタールの整備が進みました。平成25年度は、400ヘクタールの整備を計画しています。■平成24年度事業実績一覧事業費事業種別事業量(千円)侵入竹の除去森林病害虫の防除修景等の環境保全不用木の除去木質施設等の改修合計3.30ha38.73ha104.60ha93.60ha8箇所240.23ha8箇所1,1702,38413,56219,88317,15354,152森林・環境税(千円)9802,38412,88917,50916,18449,946■地域住民満足度調査結果<調査先>平成24年度里山林整備事業実施箇所の自治会等31団体<調査方法>アンケート形式<実施機関>平成25年4月~5月<調査結果>●景観:「美しくなった」86%●自然観察、散策や手入れ:「しやすくなった」89%●学校の通学時の安全・安心:「向上した」94%●住宅周辺における安全・安心:「向上した」77%●野生鳥獣の田畑、住宅への出没:「少しは減る」46%●野生鳥獣による農業被害:「少しは減る」50%、「あまり減らない」30%●今後の里山林を地域全体で保全していきたい:「そう思う」100%●森林・環境税を活用しての里山林整備:「良かった」100%侵入竹の除去(岐阜市内)修景等環境保全(中津川市内)森林病害虫防除(高山市内)【恵みの森づくり推進課垂見光貴】環境保全モデル林整備事業~モデル林の選定、整備・活用計画を策定し、施設等を整備する事業です~【問い合わせ先】恵みの森づくり推進課電話058-272-8472既存の林業経営では採算の合わない里山林等の整備・保全を推進するため、環境保全モデル林の選定、整備・活用計画策定、森林や施設の整備を行い、環境を重視した森林づくりを推進しています。■平成24年度選定したモデル林の現況指定日:平成24年6月6日場所:美濃市字古城山4007-1他面積:約18ha林況:広葉樹、アカマツ、ヒノキ、スギ、竹地形:標高は約120m~約340mで、山頂付近は急峻、山裾は緩やかモデル林全景写真■美濃市古城山環境保全モデル林整備・活用計画コンセプト:子供たちが遊び、学び、体験する中で、森と共に生き、ふるさとを愛する人材を育むことができる美しい里山利活用計画●里山に入り、親しむ人を増やすための活用(森林環境教育、散策の森、里山文化再生フィールド等)●里山保全を持続するための活用(まき、竹材、きのこ、筍等)環境保全モデル林イメージ整備計画●利活用のために必要な整備(作業道、歩道、森林整備、管理棟、東屋、標識、チッパー、薪割機等)手入れ不足の森林ヒノキ林へ竹が侵入【恵みの森づくり推進課井田琢也】MORINOTAYORI12