ブックタイトル森林のたより 721号 2013年10月

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概要

森林のたより 721号 2013年10月

中津川市の2団体を紹介恵那地域には、岐阜県産直住宅協会に加盟している産直住宅建設団体が6団体あります。9月号ではそのうちの2団体を紹介しましたが、今回は、「付知峡ひのき建築協同組合」と「東濃福岡の家建築協同組合」の2つの団体の家づくりについてご紹介します。付知峡ひのき建築協同組合当組合は、昭和63年設立以来、地元の良質な東濃ひのきを利用した、ぬくもりのある住まいづくりに取り組んでいます。また、子ども達が木に触れる機会を増やすため、親子木工教室や木工体験学習を行っています。さらに「木曽ヒノキ備林」の案内から製材、材の刻みなど一連の工程を見学する産直住宅ツアーや、環境に優しい木の家住宅見学会も行っています。付知・加子母地区は古くから裏木曽と呼ばれ、これらの山々から切り出される桧は、江戸時代には幕府御用達の貴重な材として江戸城再建にも使われ、現在でも伊勢神宮式年遷宮、名古屋城本丸御殿などに使用されています。その逸材と、木を見極める目を持った職人、その木を生かす匠の技が一つになり、付知峡ひのきの家が仕上がります。長年育てた地域資源を有効に利用し、やすらぎと夢を感じられる家づくりとともに、地場産業の発展に結びつけ、地域の活性化とゆとりある暮らしの実現を目指し活動しています。組合員所在は全て中津川市付知町地内安江工務店㈲マルカ林産田口建設㈲サン住建㈱伊藤木材店ハヤカワ建築工房㈱㈱加地工務店丸富建築㈱田口建設㈲中倉製材所丸博建築㈲はら建築松建美好建築青木建築※お問い合わせは事務局(0573-82-4554)へお願いします。東濃福岡の家建築協同組合重厚な雰囲気の純和風建築から、洋風、山荘風に至るまで、お住まいになる方のライフスタイルにあわせて注文いただけます。しかも、その工法は日本の気候風土に最もマッチした伝統ある軸組工法です。木の特性が造り出す、快適で健康的な空間は、優しさと安らぎに満ちており、長い年月の間の家族構成の変化やライフスタイルの変化にあわせて、増改築にも柔軟に対応しています。また、当地で産出された桧の間伐材を利用して、炭を焼き、床下調湿炭としてリサイクルしており、これも東濃福岡の家の健康住宅のこだわりの一つです。東濃ひのき材はもとより、自然素材をふんだんに使い、施主の自由な要望を私たちが造りあげます。「あたらしいのになつかしい…」そんな日本のこころが取り戻せる住まい造りを目指しています。組合員㈱岡山工務店長瀬建築所在はすべて中津川市内小林建築三浦建築※お問い合わせは事務局(0573-72-4101)へお願いします。【県産材流通課二木次郎】●詳しい内容を知りたい方はTEL058 ー272ー8483県産材流通課まで11 MORINOTAYORI