ブックタイトル森林のたより 721号 2013年10月
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森林のたより 721号 2013年10月
普及コーナー作業システムの検討について■森林研究所普及企画係林業普及指導員長屋公三架線系作業システムに区分けすることにシステムに、それ以外の集材対象区域を域の大半を集材できる区域を車両系作業密度が高く車両系作業システムで作業区ムのエリア分けを図示する場合は、路網よって、大縮尺の図面上に作業システはありません。システムが左右されると言っても過言でり、路網の条件によって実行可能な作業路網と作業システムは密接な関係があなっています。テム別のエリア分けを記入することにに既存路網と計画路網の線形、作業シス森林経営計画では、添付する計画図面森林経営計画と作業システム紹介します。に知っていただきたい作業システムをご監理していく上で、施業プランナーの方今回は、森林経営計画を樹立し、実行た作業システムとなります。際の作業条件の違いにより、全く異なっ上での作業なのか林内作業なのか等、実と言っても、使用する機械の組合せや路しかし、一言に「車両系作業システム」思います。ステム」という言葉が浮かぶ方は多いと「車両系作業システム」「架線系作業シどのようなことをイメージしますか?「作業システム」という言葉を聞くと、はじめにうに取りまとめられています。ついても別表の参考資料として次表のよ離に応じた機械の使い分け、組合せ方に網から収穫対象木(林分)までの到達距が可能となる林業機械が異なるため、路までの距離によって、木寄せ・集材作業収穫するためには、路網から伐採した木また、ご承知のとおり、伐採した木を(別表)地形傾斜・作業システムに対応する路網整備水準の目安(単位:m/ha)区分緩傾斜地(0~15°)中傾斜地(15~30°)急傾斜地(30~35°)急峻地(35°~)作業システム車両系車両系架線系車両系架線系架線系基幹路網細部路網林道林道専用道小計森林作業道15~2015~2015~205~1520~3010~200~5-35~5025~4015~255~1565~20050~1600~3545~1250~25-路網密度100~25075~20025~7560~15015~505~15うな目安を取りまとめています。作業システム検討委員会では、別表のよも深く関連しているため、林野庁の路網・なお、路網密度は一般的に林地傾斜となるでしょう。ます。うな作業システムを検討する必要がありつつ、費用を最小、効果を最大にするよするためには、次のような事項を考慮し材料となりますが、より詳細な判断を作業システムの区域分けには重要な判断路網密度は前述したとおり、大雑把なその他に考慮すべき事項ます。システムを選択することが必要となりそれぞれの事業体にとって最適な作業つか有り、それらの様々な条件に応じて、路網条件の他にも考慮すべき事項がいくし(別表参考資料)か作業システムの例し、作業実区分システム際に緩傾斜地事車両系(0~15°)業を中傾斜地車両系実(15~30°)施架線系す急傾斜地車両系る(30~35°)際架線系には急峻地架線系、(35°~)最大到達距離(m)作業システムの例基幹路網から細部路網から伐採木寄せ・集材枝払い・玉切り運搬150~20030~75フォワーダハーベスタグラップルプロセッサトラック200~300300~50040~100ハーベスタグラップルチェーンソーウインチプロセッサフォワーダトラックフォワーダ100~300チェーンソースイングヤーダプロセッサトラック50~125チェーンソーグラップルフォワーダウインチプロセッサトラック150~500チェーンソースイングヤーダプロセッサフォワーダタワーヤーダトラック500~1500 500~1500チェーンソータワーヤーダプロセッサトラックMORINOTAYORI16