ブックタイトル森林のたより 721号 2013年10月

ページ
9/22

このページは 森林のたより 721号 2013年10月 の電子ブックに掲載されている9ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

森林のたより 721号 2013年10月

シリーズ森林・環境税で、清流の国ぎふの自然を守る。~生物多様性・水環境の保全(3)~5生きものにぎわうため池再生事業~ため池に生息する外来種の駆除を実施する事業です~【問い合わせ先】県農地整備課電話058-272-1111(内線3185)農業用ため池は、農業用の水を貯める役割だけでなく、魚や貝、昆虫などの多くの生き物が生息し、里地の生態系にとって重要な場所となっていますが、近年は、耕作放棄地の増大によるため池の管理不足や、ブラックバスなどの外来種の侵入により、農業用ため池の生態系が崩れつつあります。このため、ため池に生息する外来種を駆除することで、里地の生態系の保全を図るモデル的な取組みを推進しています。(事業主体:県、活動参加者:地元住民、関係自治体職員、建設コンサルタント等)■平成24年度実績箇所数:5池、事業費:2,405千円延べ参加人数:220人(うち82人はため池清掃活動に参加)駆除した外来種:約6万匹、保護した在来種:約4千6百匹ため池名称市町村活動実施日駆除した外来種北池山県市H24.11.10ブラックバス、ブルーギル合計約3,600匹新池美濃加茂市H24.12.2ブラックバス、ブルーギル合計164匹曽木池土岐市H24.10.12ブラックバス、ウシガエル合計79匹二軒屋ため池中津川市H24.10.24ブラックバス、ブルーギル等合計約51,000匹大牧第1ため池中津川市H24.11.14ブラックバス、ブルーギル合計約5,600匹■平成25年度計画箇所数:5池、予算額:2,500千円活動状況(大牧第1ため池)外来種捕獲状況【農地整備課若林達也】里地生態系保全支援事業~里地における生態系保全の取組みを支援する事業です~【問い合わせ先】県農村振興課電話058-272-1111(内線3158)耕作放棄による農地の荒廃や外来種の侵入などにより近年崩れつつある里地(田んぼや水路、ため池など)の生態系を復活させるモデル的な取組みを支援しています。■平成24年度実績市町村支援事業(実施主体:市町村)各務原市、瑞穂市、笠松町、輪之内町の4市町でスクミリンゴガイ(通称:ジャンボタニシ)を12.6t駆除しました。スクミリンゴガイ団体支援事業(実施主体:NPO、地域団体等)実施団体名活動市町村活動内容笠松町での活動状況NPO法人ふるさと自然再生研究会里山クラブ可児NPO法人山菜の里いびいびNPO法人連絡協議会関市可児市揖斐川町揖斐川町、大野町、池田町ため池に生息する希少生物(ウシモツゴ)の保護と外来種の駆除・放流防止活動我田の森棚田跡での田んぼビオトープ整備耕作放棄地の有効活用による薬草の保全「いび地球環境塾」による環境体験学習の実施ウシモツゴの放流ビオトープの水路整備薬草の保全環境体験学習の実施■平成25年度計画5市町村、4団体予算額:15,200千円【農村振興課岩本英司】9 MORINOTAYORI