ブックタイトル森林のたより 727号 2014年04月

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概要

森林のたより 727号 2014年04月

もりぎふ森林づくりサポートセンター便り1多様な「森の恵み」を県民の皆さんが享受するためには、森林組合や林業事業者にとどまらず、地域の住民が協力して里山林等の保全管理や森林資源の利活用をしていくことも必要です。こうした活動に対して、県の「清流の国ぎふ地域活動支援事業」や、国の「森林・山村多面的機能発揮対策事業」など支援事業を充実してきています。今号より、ぎふ森林づくりサポートセンターから、地域で精力的に活動している団体を紹介していきます。NPO法人竹林救援隊●活動主旨:竹林整備活動によって、放置竹林を有効な資源として活用し、次世代に残す自然環境の保全をめざす●活動内容:竹林整備、竹資源の有効活用、竹林整備啓発活動等●活動場所:各務原市を中心とする竹林●主なメンバー:各務原・岐阜地域の住民60代~80代26名(うち女性3名)●注目ポイント:『週2回の活動日の参加率がなんと90%!』活動11年目に突入した『NPO法人竹林救援隊』。健康づくりや生きがいづくりを目的として、週2回(月、金・年間100日程度)活動しています。活動日の参加率はなんと90%というやる気メンバーの集まり!竹林整備に加えて、間伐竹の有効利用として竹炭、竹酢液の生産や、放置林をなくすために竹に興味を持ってもらうような活動「たけのこ掘り」「炭焼き講習会」「竹細工体験」など、多岐にわたります。「手を広げすぎるのではなく、今できることを一生懸命取り組んでいきたい」と、今後も頑張っていきます。活動参考????『ぎふ森林づくりサポートセンターブログ』http://gifumori.blog55.fc2.com/「参加率90%のやる気!(NPO法人竹林救援隊)」2013.12.18掲載【恵みの森づくり推進課瀬古裕美子】●詳しい内容を知りたい方はTEL058-272-8472恵みの森づくり推進課まで概要岐阜県の自然公園恵那峡を中心とする渓谷美えなきょう恵那峡県立自然公園■所在地:中津川市・恵那市■面積:1,5 0 5ヘクタール■指定年月日:昭和2 9年9月14日木曽川に迫る自然の断崖絶壁、屹立する奇岩、峡湖周辺の山林とともに、清澄な湖水のかもし出す美しい自然の景観が見られます。歴史、文化大正9年、世界的な地理学者、志賀重昴によって恵那峡と命名されました。その後、電力王・福沢桃介が水力発電に絶好の地形と豊富な水量に着目し、大正13年に日本初のダム式発電所である大井ダムを完成させました。ダム完成までこの付近の木曽川は大岩のごろごろした急流でしたが、ダムによってできた湖周辺は奇岩、怪石の立ち並ぶ景勝地となりました。木曽川恵那市恵那峡県立自然公園中津川市また、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は水鳥が集まる湖面と、四季を通じて様々な景観を楽しむことができます。特に、春には、この地域には珍しいツツジ科のアカヤシオが恵那峡大橋北向きの壁面に咲きます。●傘岩恵那峡を望むさざなみ公園の近くにある国の天然記念物。黒雲母花崗岩からなる傘型の形は全国的にも珍しいものです。見どころ●恵那峡ダム湖恵那峡ダム湖の奇岩、怪石をめぐる遊覧船、ダム湖右岸にあるさざなみ公園の散策路、樹齢400年以上と言われるフジなど、様々な見どころがあり、温泉宿泊施設も充実しています。▲恵那峡大橋▲傘岩【自然環境保全課加納亜寿美】●詳しい内容を知りたい方はTEL058ー272ー8231自然環境保全課まで11 MORINOTAYORI