ブックタイトル森林のたより 727号 2014年04月
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森林のたより 727号 2014年04月
木の香るぎふの施設16やわた池田町立八幡小学校内装木質化池田町八幡753番地施設の経緯八幡小学校は、昭和38年に建設された鉄筋コンクリート校舎で老朽化が著しく、耐力度調査でも老朽化危険建物と判断されたため、校舎の建て替えを決定しました。池田町では、従来より保育園や小学校等の公共施設の木造化・内装木質化を積極的に進めており、本施設についても、校舎の内部に県産材を使用し、温もりを感じることができる学校を目指しました。八幡小学校の全景施設概要事業年度事業主体構造・延床面積施設用途木材使用量使用樹種全体事業費平成24年度~平成25年度池田町鉄筋コンクリート3階建延べ床面積5,159m2小学校53.47m3(うち県内産使用量53.47m3)主な使用樹種:スギ、ヒノキ、クリ1,238,475千円普通教室助成額設計者施工業者工期県:木の香る快適な教育施設等整備事業(森林・環境基金事業30,000千円)大建設計株式会社建築:西濃・太陽経常建設共同事業体電気設備:内藤電機(株)機械設備:㈱松波水道ポンプ工業所平成24年5月~平成26年2月多目的スペースここに注目!●床は県産のスギ材を圧縮した複合フローリングで、傷や摩擦に強く、木の温もりが伝わってきます。●壁と天井の一部には県産のヒノキ合板を使用し、教室や廊下に木の香りと明るさを与えてくれます。●多目的スペースを広く確保したことで、授業以外でも木に触れられる機会が増えました。利用者(児童)の様子児童は明るく温かみのある教室で落ち着いて学習しています。広く設けられた多目的スペースでは、児童が床に横になるなど直接木に触れ、触り心地を楽しんでいるようです。また、来校者には「木のいい香りがする」と言われ、好評です。普通教室の利用状況この施設は平成24年度より県民の皆様からいただいております「清流の国ぎふ森林・環境税」を活用して整備しました。【池田町教育委員会事務局学校教育課長濱】■見学・視察についてのお問い合わせ◇池田町立八幡小学校◇連絡先TEL0585-45-3106MORINOTAYORI12