ブックタイトル森林のたより 727号 2014年04月
- ページ
- 13/22
このページは 森林のたより 727号 2014年04月 の電子ブックに掲載されている13ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 森林のたより 727号 2014年04月 の電子ブックに掲載されている13ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
森林のたより 727号 2014年04月
「ぎふ性能表示材」を使用したぎふの木の家を紹介県では、「乾燥度合い(含水率)」や「たわみにくさ(ヤング係数)」を測定し、品質・性能が確保された岐阜県産の木材「ぎふ性能表示材」の利用を進めています。この「ぎふ性能表示材」を使用したモデルハウスが県内外で建設されていますので、本号から「ぎふの木の家を見に行こう」と題して、シリーズで紹介していきます。(協)東濃地域木材流通センターの「ZETHモデルハウス」第1回目は、(協)東濃地域木材流通センターのモデルハウスを紹介します。当センターは、東濃地域において銘柄材「東濃桧」を始めとした地元木材の流通拠点を担うとともに、木材の需要拡大を図るための情報発信等を積極的に行ってきました。また、地元工務店を集めた勉強会等を通じて、夏と冬の寒暖差が激しい東濃地域の特徴的な気候に対応した家づくりの研究も進めてきました。そして、平成24年3月、高気密・高断熱を実現し、太陽光などを利用したモデルハウス「Zero Energy Timber House(ZETH)東濃型ゼロ・エネルギー木造住宅」の建設に至りました。モデルハウスの外観と太陽光パネルモデルハウスの外観モデルハウスの内装モデルハウスの内装(土壁)モデルハウスの内装このモデルハウスは、柱は桧、梁桁には杉の「ぎふ性能表示材」がふんだんに使用され、他の部分にもほぼ100%岐阜県産の木材が使用されています。太陽光発電や太陽熱給湯システムが設置されるとともに、土壁を蓄熱体として活かすなど、新しい技術と伝統技術が融合した住宅となっています。また、建設時から解体時に至るまでのCO2排出量を抑えつつ、その分のエネルギーを太陽光発電や太陽熱給湯などによって創出し、住宅建設時のCO2排出量も含めたライフサイクルトータルのCO2収支をマイナスにすることが可能な住宅です。ZETHモデルハウス●所在地恵那市長島町正家1-11-2●開館時間10時~17時●休館日不定休(要問い合わせ)モデルハウスに関する問い合わせ先(協)東濃地域木材流通センター●住所〒509-7203恵那市長島町正家613-10●TEL0573-25-6788【県産材流通課二木次郎】●詳しい内容を知りたい方はTEL058 ー272ー8483県産材流通課まで13 MORINOTAYORI