ブックタイトル森林のたより 727号 2014年04月
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森林のたより 727号 2014年04月
■中濃農林事務所林業課伊佐治彰祥背景森林経営計画制度は、「森林所有者」又は「森林の経営の委託を受けた者」が、一体的なまとまりのある森林を対象に作成する計画で、従来の森林施業計画制度にかわるものとして平成24年4月にスタートしました。主な間伐・路網整備補助制度において、森林経営計画に基づくことが採択要件とされたことから、補助制度を活用し事業を進めてきた森林組合、民間事業体等においては、森林経営計画策定が不可欠となりました。中濃普及指導区では、切捨間伐から搬出間伐への移行が軌道に乗り始めたところであり、新たにスタートした森林経営計画制度への対応の遅れが搬出間伐推進のブレーキとならないよう、森林経営計画の策定促進を指導区の重点課題に位置づけ、支援に取り組むことになりました。管内の取組広域な森林を所管する森林組合では、短期間に大量の計画策定業務を処理することが必要となりました。定期的に対策会議を開催し、進捗状況を確認するとともに、普及コーナー中濃地域における森林経営計画取組状況効率的な作業体制の確保、計画の地域格差減少等の手法を検討しつつ、若手職員が中心となり策定作業が進められました。民間事業体では、体制不足や業務の煩わしさから取組を躊躇する声が聞かれたことから、個別面談を重ね、制度や策定メリットを説NPO法人杣の杜学舎との策定打合せ16MORINOTAYORI