ブックタイトル森林のたより 736号 2015年01月

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概要

森林のたより 736号 2015年01月

ぎふ木育キャラバンin中津川大垣~地域へ広げる『ぎふ木育』~県では、これまで、8月第一日曜日の「ぎふ山の日フェスタ」との併催によりJR岐阜駅前のホールで『ぎふ木育キャラバン』を開催してきました。これは、主に都市部の住民に森や木とふれあい・親しむことの楽しさを体験していただくためのイベントで、木のおもちゃがあふれ、木の香りがあふれ、子どもたちの笑顔があふれる会場です。そんな『ぎふ木育キャラバン』を今年度からは岐阜県内各地でも開催し、「ぎふ木育」の輪を県内各地へ広げようと考えています。しかし、岐阜市で実施していた内容をそのまま持っていくだけでは、木育の目指す形ではありません。地域の子育てに関わるみなさん、森や木に関わるみなさんが一緒になって作り上げる、そんなキャラバンを目指し、今年度は、中津川市と大垣市で開催しました。それぞれの地域の「なじみの深い自然素材」や「地域の強み」を題材に、「森とつなげる」「暮らしとつなげる」ことを意識して独自の企画を提供しました。子どもたちの夢中になって遊ぶ様子から、スタッフにとっても学びの多いキャラバンとなりました。日にち場所中津川平成26年11月2日(日)環境フェスタ中津川会場内テーマ(伝えたいこと)●身近な森の中のおもしろいものであそんでほしい●地元のおもちゃ『木馬育(もくばいく)』の楽しさ主な企画1『拾ってつくろう!葉っぱアート』2『素足であそぼう!木馬育(もくばいく)』日にち場所大垣平成26年11月23日(日)大垣市子育て総合支援センターフェスティバル会場内テーマ(伝えたいこと)●大垣市特産の木枡の使われ方・暮らしとのかかわり●大垣市の木『クスノキ』ってどんな木?主なコンテンツ1『枡にどんぐりいくつ入るかな?』2『クスノキで作ろう!びゅんびゅんゴマ』大人気の木馬育積み木で枡をつくったよ♪木の実や落ち葉はたからのやまくすのきっていい香り♪●サポートスタッフ事前研修今回それぞれの地域の「木育学びたい!」「木育やってみたい!」という方々を集め、事前研修会を開催し、参加者の方にスタッフとして協力していただきました。集まったのは、自然体験活動の指導者、保育士、子育て支援NPO職員、木材業、建築大工など多様なメンバー。「地域の強み・特徴」を考え、それをどのように木育プログラムで表現するか、様々な立場から意見を出し合い、上述の企画を組み立て、実際にキャラバンで実践していただきました。企画を考えるうえで大事なことは、1やりたいこと、2できること、3社会が求めていること、のバランスです。各々の強みやつながりを駆使して、実際に何をどうやって準備するのか。スタッフとしてキャラバンでプログラムを披露した研修受講者からは、達成感とさらなる意欲が感じられました。また、受講者同士のネットワークも拡がったようで、さらなる展開が期待されます。自らが夢中になって遊ぶことで気付くことがあります五感で感じることが大事です【恵みの森づくり推進課長沼慶拓】●詳しい内容を知りたい方はTEL 058ー272ー8472恵みの森づくり推進課までMORINOTAYORI 8