ブックタイトル森林のたより 742号 2015年07月

ページ
6/22

このページは 森林のたより 742号 2015年07月 の電子ブックに掲載されている6ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

森林のたより 742号 2015年07月

「岐阜県森林技術開発・普及コンソーシアム」平成27年度通常総会・基調講演・情報交換会を開催産学官連携で林業・木材産業の技術開発や普及に取り組む「岐阜県森林技術開発・普及コンソーシアム(以下、コンソーシアム)」の平成27年度通常総会が5月19日、岐阜市内のホテルで開催され、今年度事業計画などが承認されました。現在、コンソーシアムは、林業・木材産業関係の企業や団体、試験研究・教育機関、行政、建築リース業、さらには金融機関、造園業、建設業など多彩な顔ぶれで構成されています。そこへ今年度から新たに、農業用トラクターの製造販売などで世界展開する(株)クボタ、川上から川下に至る事業を一気通貫で取り組む住友林業(株)などが参画し、会員は総勢83社・団体となりました。83の企業・団体が参加した総会総会に引き続き、「生態系を活用した防災・減災」と題して、コンソーシアムの涌井理事長による基調講演が行われました。講演では、自然と共生した地域創生の大切さを理解し、自然資本の充実に力を注ぐべきであり、とくに県土の8割を占める森林の整備が重要である旨のお話をされました。コンソーシアム涌井理事長の基調講演情報交換会では、コンソーシアム理事の大和リース(株)の森田社長から新規会員を歓迎する挨拶があり、続いて会員による企業PRが行われ、企業の事業内容や新たに開発された製品が紹介されました。会員の皆さんは各社のプレゼンに耳を傾け、積極的な情報交換が行われました。今年度コンソーシアムでは、木材生産の効率化、木質バイオマスエネルギー利用、ぎふの木の新たな創造、保育の合理化などのテーマに取り組むワーキンググループ活動のほか、ドイツ等欧州地域との技術交流や木質バイオマスエネルギーの普及拡大に向けた調査・普及活動などが計画されています。また、林業・木材産業界の状況に対応して新しい課題にも随時取り組んでいく予定です。情報交換会の様子コンソーシアム事務局岐阜県美濃市曽代88岐阜県立森林文化アカデミー内森林技術開発・支援センター産学官連携係TEL 0575-35-2535 FAX 0575-35-2529メールinfo@forest.ac.jp参加企業の事業内容や製品PRの様子MORINOTAYORI 6