ブックタイトル森林のたより 763号 2017年04月

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概要

森林のたより 763号 2017年04月

治山林道研究発表会治山研究発表課題【最優秀賞】「治山事業における針広混交林への取り組みについて」恵那農林事務所神戸努近年、水源地域等の山林では、手入れ不足から人工林の高齢化・過密化が進んでおり、公益的機能の低下に伴う土砂等の流出が懸念されている。このような状況を踏まえ、中津川市中津川前山地区内において実施している手入れ不足ヒノキ林(41ha)の育成複層林(針広混交林)化への取り組み事例を紹介。【優秀賞】既設治山ダムの嵩上げについての一考察下呂農林事務所熊崎尚弥近年、治山事業において公共・県単事業ともに既設治山ダムの機能強化を目的としたダムの嵩上が実施されている。このような嵩上工は、現場条件や既設の形状等により様々な構造のものが施工されており、今後の設計の参考とするため複数の事例を紹介。【優秀賞】既設谷止工における一考察中濃農林事務所大坪武司昭和38年度施工の玉石コンクリート製の谷止工(治山ダム)の嵩上げ工を行う際の、施工に対する注意事項等とその事例を紹介。現地発生木材を活用した治山ダム型枠の経年変化岐阜農林事務所村井弘人平成16年度の森林整備で発生した木材を、同じ流域内で施工する治山ダム型枠に利用した。施工後12年が経過した状況の調査結果を紹介。写真コンクール治山、林道事業の効果を県民により深く理解してもらうと同時に、治山施設・森林整備等の重要性と林道の活用をPRすることを目的として、写真コンクールを実施しました。治山部門49件、林道部門27件の応募の中から最優秀賞を表彰しました。【林道部門最優秀賞】森林施業に活かされる林道【治山部門最優秀賞】山腹崩壊地の復旧場所撮影者恵那市岩村町地内恵那農林事務所大藪絢香場所撮影者高山市岩井町野畑地内飛騨農林事務所加藤雅之※研究課題の詳細については今後「森林のたより」にて掲載していく予定です。【森林整備課木島光雅、治山課林和正】MORINOTAYORI 18