ブックタイトル森林のたより 768号 2017年09月

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概要

森林のたより 768号 2017年09月

Q.日々の業務内容は?A.現場管理の仕事が中心です。森林整備の現場へ行き、プロット調査、写真撮影、測量、書類作成等を行っています。Q.働いてみての感想は?A.書類の作り方一つにしても、覚えることが多く、毎日が新しいことの発見です。丁寧に教えてもらえる環境にあるので、現場を含め多くのことを吸収したいです。Q.難しいと感じることは?A.現場管理と書類作成を同時並行で進めていかなければならないので、効率よく仕事をこなすことが難しいです。Q.今後の目標は?A.沢山の経験を積み、近い将来、施業プランナーの資格を取得し、地元の意向を踏まえた地域の森林づくりを提案・実践していきたいです。今後、中濃管内のみならず、岐阜県の林業を担っていく2人の活躍を期待しています。地域の人この春、岐阜県立森林文化アカデミーを卒業した若者が、中濃地域の林業事業体2社へ就職しました。一人は家業を継ぎ父のような森林技術者として、もう一人は森林づくりを提案・実行するプランナーとして、それぞれの将来に向かってスタートを切った2人の近況を報告します。Q.林業に従事したきっかけは?A.学生時代を関東で過ごし、卒業後は岐阜県内のコーヒー専門店で働きました。ぼんやりと将来について考えていた時、社長である父から一緒に林業をやらないかと声をかけられました。会社に沢山ある林業機械にも関心がありましたので、まずは県立森林文化アカデミーへ入学し、林業の基礎を学び、卒業と同時にこの世界へ入りました。Q.日々の業務内容は?A.グラップル、スイングヤーダ、タワーヤーダ等の林業機械を操作しています。枝払いや玉切り、伐採等についても、少しずつ経験を積んで勉強しています。Q.働いてみての感想は?A.正直、林業を甘く見ていました。こうやりたいと頭では考えても、実際にやろうとすると上手くできずに悔しい思いをしています。また、様々な林業機械を操作することができ、一連の技術を学べる環境に感謝しています。Q.難しいと感じることは?A.林業の作業は、一つとして同じものがないところです。それぞれ状況が異なるため、その時の状況に合わせて、早く丁寧に仕事をすることが難しいです。Q.今後の目標は?A.(手助けなく自分)一人で木を伐採できるようになりたいです。3年以内を目標とし、一連の仕事を任せてもらえるよう日々努力しています。Q.林業に従事したきっかけは?A.子どもの頃、昆虫採取や木を使ったクラフト工作等が大好きでした。木に興味がありましたので、県立森林文化アカデミーへ入学し、森林や木工について学びました。木に係わりのある仕事に従事したいと思い、入社しました。●詳しい内容を知りたい方はTEL0575ー33ー4011内線(236)中濃農林事務所まで【中濃農林事務所間野知宏】株式会社カネキ木材(関市)大野将伸さん有限会社フォレスト板取(関市)柴田開斗さんこれからの林業を担う若者達写真左大野さん写真右柴田さんグラップルによる木寄せ現地測量株式会社カネキ木材(関市)大野将伸さん有限会社フォレスト板取(関市)柴田開斗さんMORINOTAYORI 10