ブックタイトル森林のたより 771号 2017年12月

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概要

森林のたより 771号 2017年12月

やるしかないと思い兼業で原木しいたけ栽培をはじめました。おかげさまで、白川町は環境も良く、家族も増えました。Q.難しいと感じるところは?A.相手が菌で目に見えないので、最初のころはしいたけがうまく発生するかどうか不安でした。また自然相手で天候に左右されるという面でも難しいと感じます。地域の先輩等に教えて頂きながらなんとか今年で6年目を迎えます。Q.今後の目標は?A.原木の仕入れも年々困難さを増しているので、将来的には、自分で木を育て伐って原木として利用できるようなことができればと思います。中山間地域の強みを生かして、農業とともに地域の森林づくりも考えながら取り組んでいきたいと思います。Q.原木しいたけのいいところをお願いします。A.味がおいしく、無農薬で栽培しています。Q.おいしい食べ方を教えてください。A.「しいたけカツ」、パン粉をつけてカツ風にします。肉厚、ホッカリです。もちろんいろんな鍋で具材としても最高です。地域の人白川町は、東濃ひのきや白川茶の産地として知られていますが、昔から原木しいたけが盛んで、現在も原木しいたけをみなさんに食べてもらいたいという思いのもと栽培をしてみえます。そういった中、若手?のホープをご紹介します。Q.原木しいたけ栽培をはじめたきっかけは?A.原木しいたけ栽培をしていた父から数年前に引き継いだのがきっかけです。十数年来父のお手伝いをしてきた妻やパートの人、地域の先輩方に教えて頂きながら、体力勝負のところもあり大変ですが、棚田しいたけの原木しいたけを途切れさせまいと五十過ぎの身を奮い立たせて取り組んでいます。Q.難しいと感じるところは?A.自然相手のところもあり、市場のニーズにあった生産ができるか、需要と供給のバランスとか、そういったことを考えながら年間を通してやっていくことは大変と感じます。また、近年は、原木の仕入れも大変です。Q.今後の目標は?A.原木の量は増やしたいと思っています。今は、年間1万1千本程ですが、父の頃には年間2?3万本植菌していたので、もう少し増やせればと思っています。Q.原木しいたけのいいところをお願いします。A.味が濃くておいしいです。ひとつひとつ形は違うけれど、ひとつひとつに味わいがあります。無農薬でもあります。Q.おいしい食べ方を教えてください。A.焼いて良く、煮て良く、炒めて良く、蒸して良くですが、焙って生姜たまりで頂くのもお薦めします。Q.原木しいたけ栽培をはじめたきっかけは?A.有機農業の研修で平成23年に白川町に来たとき、研修でお世話になっていた地元の方から頂いた原木しいたけの味に衝撃を受け、翌年度に白川町に移住し就農する際に、食べておいしい、仕事場は環境の良い山、●詳しい内容を知りたい方はTEL0574ー25ー3111内線(421)可茂農林事務所まで【可茂農林事務所荻巣勝俊】白川町黒川(棚田しいたけ)藤井昌弘さん美和さん加藤智士さん敦美さん白川町黒川(たわわ農園)原木しいたけのあじわい白川町黒川(棚田しいたけ)藤井昌弘さん美和さん白川町黒川(たわわ農園)加藤智士さん敦美さんMORINOTAYORI11 MORINOTAYORI