ブックタイトル森林のたより 771号 2017年12月

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概要

森林のたより 771号 2017年12月

平成29年度森の名手・名人認定証伝達式が行われました10月25日に村下貴夫公益社団法人岐阜県緑化推進委員会会長(岐阜県議会議長)から今年度の「森の名手・名人」に認定された方々へ認定証をお渡ししました。森づくり部門(林業)関市大野公之さん森の名手・名人に認定された方大径木の伐採技術に優れ、森林技術師連絡協議会長を務められた他、高性能林業機械を駆使した低コストの森林づくりを実践し、最近では架線系の機械にも取り組まれています。加工部門(建具職人)恵那市所正幸さん永年にわたって建具づくりに精進され、組子細工による建具製作を得意とし、木によって異なる色の組子を絵画のように組み入れ、繊細で美しい作品を作り出されています。森づくり部門(林業)東白川村田口和志さん集材機の架線の張る方向や張り方等を経験豊かな技術により的確に判断出来ます。また、家業の製材業では、FSC認証やぎふ証明材の取得等、地域材の振興に貢献されています。■認定証伝達式左から村下会長、所さん、大野さん、高井林政部長(田口さんは都合により欠席されました。)「森の名手・名人」とは森や山に関わる樵(きこり)、マタギ、炭焼きなどの生業において優れた技を極め、他の模範となっている達人について、「森づくり」「森の恵み」「加工」「森の伝承・文化」の4部門を設けて、公益社団法人国土緑化推進機構が「森の名手・名人」に認定しています。全国の認定者数………………………1,328名(本年度70名)平成29年度現在の認定状況岐阜県の認定者数………………50名(本年度3名)全国3位【公益社団法人岐阜県緑化推進委員会専務理事黒﨑隆司】第57回治山研究発表会の開催平成29年9月21日に国立オリンピック記念青少年総合センターにて、第57回治山研究発表会(主催:治山研究会、事務局:林野庁治山課)が開催されました。治山研究発表会は、治山事業の発展に資することを目的に、全国の治山事業関係者が集い、日頃から研究してきた技術研究等の成果を発表する場です。今回の発表会では4部門、全48項の発表があり、岐阜県からは森林造成部門で「治山事業における針広混交林への取り組みについて」(恵那農林事務所)を発表しました。この発表会が県内治山事業関係者の励みとなり、これからも治山事業の発展のため研鑽されることを期待します。第57回治山研究発表会の開会式岐阜県発表「治山事業における針広混交林への取り組みについて」【治山課林和正】●詳しい内容を知りたい方はTEL058 ー272ー1111内線(3167)治山課まで5MORINOTAYORI