ブックタイトル森林のたより 772号 2018年1月

ページ
18/22

このページは 森林のたより 772号 2018年1月 の電子ブックに掲載されている18ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

森林のたより 772号 2018年1月

普及コーナーまだまだ元気な岐阜県林業グループ連絡協議会■森林技術開発・支援センター林業普及指導員原彰良手として、誇りと気概を持ち、大切な森林を、健全で豊かな姿で子供や孫へとつなげられるよう「健全で豊かな森林づくり」と「後継者づくり」に取り組むこと等が宣言されました。技術交換研修会午後からは、県主催の技術交換研修会を開催しました。低コストで効率的な作業システムにつながるコンテナ苗の生産に、いち早く取り組まれた中津樹苗(中津川市落合)の山本太一さんから、コンテナ苗生産施設の運営や機械等の説明、生産・販売システムとその受給状況の説明を受けました。参加者は、コンテナ苗の特徴を理解するとともに、地元に戻って情報提供するために、サンプルのコンテナ苗を持ち帰るグループ員もいました。今回は、高山市一之宮町林業グループの会長を二期務め、地域に間伐等の必要性を普及する活動に尽力された大森治良さんと、森林学習を通してふるさとの歴史を学ぶ活動に、積極的に取り組まれている中津川市立加子母中学校さんを表彰し、表彰状と記念品(木製額縁)が授与されました。林業グループ大会各地区を代表し、福岡林業経営研究クラブの小縣増雄さんが、間伐や枝打ち体験の森林教室の開催や、産業祭でのしいたけの販売といった活動事例について、発表されました。その後、大会宣言として「恵那こぶしの会」の木村仁枝さんから、地域リーダーとして、それぞれの地域で森林整備意欲の低下した森林所有者への働きかけや、地元小中学生に対して、森林の重要性を伝えていくとともに、森林づくりの担い岐阜県林業グループ連絡協議会は、林業技術・経営の改善研究等意欲的な森林所有者によって、各地区で組織された林業グループが集まり昭和三十七年に組織され、五十六年の歴史があります。構成員は、現在、三十団体四百六十三名です。最近の林業グループの主な活動は、地域の森林・林業の活性化を目指し、後継者の育成、林業技術の伝承、森林資源の有効活用の研究、小中学生への森林教室等を行っています。総会県下各地の林業グループ員が一堂に会し、グループ活動のより一層の推進と会員相互の連絡・協調を図るため、第五十六回通常総会と第六十三回林業グループ大会を平成二十九年七月七日(金)に中津川市苗木交流センターにおいて総勢百十名の参加で開催されました。三浦会長からは、「山も人も次の世代へつないでいかなくてはならない」旨の挨拶がありました。功労者表彰総会では、永年にわたり、林業・林産業及びこれらに関連する事業に精励し、他の模範となる者や林業グループ活動に多大な協力をし、グループの活性化等に貢献した者(小中学校等団体を含む)等を会長表彰しています。▲会長表彰▲活動発表(福岡林研クラブ)MORINOTAYORI 18