ブックタイトル森林のたより 772号 2018年1月

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概要

森林のたより 772号 2018年1月

ウッドコレクション2017in名古屋への出展平成29年10月27日(金)から30日(月)までの4日間、岐阜県、愛知県、三重県、長野県の県産材を広くPRするために「ウッドコレクション2017in名古屋」が、愛知県のポートメッセなごやで開催されました。また、隔年開催の「日本木工機械展」とその併催事業の「ウッドワンダーランド2017」が合わせて開催され、期間中は台風による悪天候に見舞われながらも、計2万人を超える来場者を記録しました。「ウッドコレクション」には、前記4県から計32の団体・法人等(この内岐阜県関係は9)が出展し、県産材を活用した製品の紹介や、木と共にあるライフスタイルを提案した結果、多くの来場者が関心を寄せ、一部では今後の商談に繋がる場面もありました。本県は、木の格子を基調としたブースを出展。ブース内では、大型プロジェクターによる2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた県産材の利用促進活動の紹介、ポスター・写真等による岐阜県の取り組みの紹介、また、観光・移住を含めた各種パンフレットを配布し、多くの来場者へぎふの木に触れ合っていただく機会を提案することができました。これからも、関係者の皆様と連携・協働して県産材利用促進に取り組んでまいります。【県産材流通課富田清一郎】●詳しい内容を知りたい方はTEL058-272-8487県産材流通課まで生活環境保全林の安全利用を補助する制度岐阜県には治山事業で整備した生活環境保全林が32箇所あります。生活環境保全林とは、市街地の周辺に存する保安林の機能を多目的かつ高度に発揮させるため、治山ダム工や森林の整備、花木の植栽等を行い、保健休養や自然観察の場として整備した森林で、多くの県民の方々に利用されています。現在は、市町村が生活環境保全林を管理していますが、岐阜県では生活環境保全林の利用促進を図るため、整備に要する費用について補助制度を設けています。ご紹介する「みのかも健康の森」は、梨狩りやぶどう狩りで知られる美濃加茂市山之上地区に位置し、128ヘクタールの園内にはヤマザクラやヤマツツジなど、50種4万7千本あまりの花木や紅葉の美しい木々が植えられています。また、美濃加茂市においてフィールドアスレチックやバーベキュー広場等の憩いの場も整備され、ここでは四季折々の風情を満喫しながら森林浴や林内散策が楽しめるとして、毎年多くの方々が訪れています。平成28年度には、美濃加茂市が岐阜県集落環境保全整備事業を活用し、木製手すり等の修繕工事を行い安全性の向上を図りました。岐阜県では、今後もより多くの県民の皆様に生活環境保全林を安全に利用していただくため、集落環境保全整備事業の積極的な活用を推進して参ります。9MORINOTAYORI