ブックタイトル森林のたより 773号 2018年2月

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概要

森林のたより 773号 2018年2月

て決定した。抜き伐りによる本数調整伐と群状本数整備方針は次の4つのステップを経の本数調整伐を実施したのち、強度な下層植生が消失しているため、通常針広混交林の整備方針決定4具体的な整備方針の設定性保全機能が低下している。林分将来目標成がかなり単純化しており、生物多様新木の稚樹の生育が阻害され、樹種構層はササ覆地であることから、天然更が流亡している。また、広葉樹林も下ヒノキ林まがた、17・全9cm体的でにあリりタ、ー成層長及がび非森常林に土悪壌く、主に広葉樹が上層木を占める林分※ヒノキについては、100本/ha程度を残存(伊勢神宮宮域林を参考)流亡した土壌(リター層)の生成【広葉樹の誘導方法】当面目標風・鳥【誘導樹種】先駆性の陽性植物表1当地区のヒノキ林は、平均胸高直径整備森林の現況広葉樹林容を紹介する。今後取り組むこととしたため、その内上・中・下層の各階層が健全に発達し、周囲の林分へも広葉樹林を供給できる生物の多様性に富んだ林分ササを除去し、少しでも多くの樹種を誘導【広葉樹の誘導方法】鳥【誘導樹種】先駆性の陽性植物で等の東針森谷広19・林)混2(の交ヒ木林ha)ノ材化にキ生へつ林産のいを整て21・断備、7念方長針し期ha・をた的広整な葉理40・視樹9し野林、ha表1のとおり3林分別目標林型の設定風・鳥による散布とした。今回、中津川市中津川前山地区(対2広葉樹の誘導方法の検討の林況づくり」とした。はじめに「森林の多面的機能を向上させるため1目標とする森林の設定恵那農林事務所森林保全課正村慎也・神戸努・兼松佑樹?治山事業における針広混交林への取り組みについて?た研研19ペ究治究ーを山課ジ行、題)っ林ををて道紹経いの介てま各し、す研ま9。究す月昨会。に年で東2は京月、でに日行行頃わわのれれ業たた務第県での直57回面発治す表る山会課研(題究本に発誌つ表7い会6てで3、発号調表査し18?・確にしなければならないこと、実施しえることにより、それぞれの現場で明今回「針広混交林化」を具体的に考最後にしていくこととした。れた当面目標に沿った整備内容を決定面目標の見直しを行うと共に、見直さ実施し、その結果により将来目標や当難であるため、整備後モニタリングを結果を予測して計画を立てることが困針広混交林化は、不確実性が高く、及び整備内容の決定順応的管理による目標の見直し図1調整伐を計画した。【図1】●T詳EしLい内0容5を7知り3ーた2い方は6ー1恵1那1農1林事務所まで張っていきたい。中途半端な整備で終わらないよう頑る。標林型及び整備内容の修正が必要であ期的なモニタリングと、その都度の目以上のように、針広混交林化は、長ていく必要がある。サイクルに則った順応的管理を継続し前例や指標がないことから、PDCA●「順応的な管理が必要」機関に示すことが必要。整備内容を具体的に契約相手方や実行公共事業として実施することから、●「根拠付けした整備内容の決定」とした「仮目標」であってもよい。とから、スタート時点では修正を前提短期の施業のみでは結果が出ないこ標の設定」●「暫定的な将来目標の設定と当面の目ければならない。責任」の観点からもしっかり整理しなるのか」という点を「公共事業の説明この森林を針広混交林に導く必要があ現状を正確に把握するとともに、「なぜ、様な状況からのスタートとなるため、皆伐後の一斉造林と異なり、多種多性の整理」●「現状分析による針広混交林化の必要が明らかとなった。ながら確認修正すべきことのポイント15MORINOTAYORI