ブックタイトル森林のたより 773号 2018年2月

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概要

森林のたより 773号 2018年2月

●詳しい内容を知りたい方はTEL050ー3160ー6090(代)岐阜森林管理署まで国有林の現場から「100年先の森林づくり発表会」を開催しました17岐阜森林管理署主任地域林政調整官大島愛彦林業普及指導員全国シンポジウムに参加本題に入る前に、12月5日に農林水産省の講堂で行われた林業普及指導員全国シンポジウムで国有林を代表して発表しました。発表者は全国の各ブロックで最優秀賞に選ばれた林業普及指導員6名と、国有林代表の私を合わせた計7発表。私は、昨年度の中部森林技術交流発表会、岐阜県森林・林業関係合同発表会、今年度の林業普及指導員中部・北陸ブロックシンポジウムでも発表したケーススタディ地区の2年間の取組内容について紹介しました。発表時にケーススタディ地区を知っているかと参加者に問いかけたところ、挙手した人が数名おり、各森林管理局でケーススタディ地区に取り組んでいることがわかりました。参加された都道府県の林業普及指導員等120名に取組を紹介でき、林野庁が進めるケーススタディ地区の知名度向上が図れたものと嬉しく思っています。「100年先の森林づくり発表会」を開催しました11月号で参加者募集の広報にご協力いただきました標記発表会について、11月16日(木)に下呂総合庁舎大会議室で開催し、大会議室の定員130名のところ157名の参加があり、盛況に開催することができました。目的は地域の人たちに森林・林業を普及啓発すること。森林・林業の発表会を地域主体で、国、県、市の共催で開催するのは岐阜県で初めての取組ということもあり、事前広報、事後広報もNHK、新聞、ケーブルテレビで発表の様子が紹介され、より多くの人に取組を伝えることができました。共催の下呂農林事務所、下呂市の皆様にお礼申し上げます。また、発表会の成果をチェックし、今後の参考とするため、参加者アンケートを実施しました。意見として、地域の森林・林業の取組を知ってもらうスタートになった。森林・林業の課題を多くの人に伝えることができた。一般参加者が多く、今までに無い大変良い発表会であった。伐期を迎え、100年先の森林づくりの必要性がわかった。国有林及び森林管理署の存在を強くアピールできた。地域への情報発信に効果的であり、引き続きの取組が必要と継続を望む声が多く聞かれました。改善点として、専門的な言葉や表現は使わず、わかりやすい内容に努めること。参加者と発表者の交流や、子供たちが関心を持つ内容、森林所有者の問題解決につながる勉強会が必要という意見がありました。アンケート結果を基に、来年度以降は、例えば午前中は発表会、午後は分科会として子供向けイベントや森林所有者相談会を取り入れるなど、今年度の反省を活かす方法を考えたいと思います。▲林業普及指導員全国シンポジウム。林野庁長官と記念撮影▲発表会の事前広報で、下呂のケーブルテレビに出演▲発表会の様子。多くの方にご来場いただきましたMORINOTAYORI 16