ブックタイトル森林のたより 773号 2018年2月

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概要

森林のたより 773号 2018年2月

●詳しい内容を知りたい方はTEL0572ー22ー1258多治見市役所産業観光課農林グループまで14わがまちの森林・環境行政多治見市の森林づくり施策を紹介します。多治見市の森林づくり森林の概要多治見市は、岐阜県の南南東にあたり、東経137度8分、北緯35度20分に位置し、名古屋から北東に36キロ、JR中央本線、太多線など東濃の交通拠点であり、国道19号線、248号線、さらに市北部に中央高速自動車道が東西に走り、東濃地方の産業、経済、文化の中心地であるとともに中部経済圏の一翼を担う重要な位置にあります。昔から陶磁器産業が盛んな地域で、丘陵地の所々に古い窯跡があり、窯を焼く用材を山から切り出し、また、落葉も田畑の肥料として山からの多大な恩恵を受け大切に育てていました。本市の総面積は、9,125haであり、そのうち森林面積は4,240haと市全体の46%を占めています。森林面積の内訳は、民有林が4,032ha、国有林が208haとなっており、1ha当たりの蓄積は112m3となっています。民有林は、スギ・ヒノキ・マツ等の針葉樹を主体とした人工林が、1,781ha(民有林の44%)、蓄積136千m3、広葉樹を主体とした天然林が2,102ha(民有林の52%)、蓄積92千m3、その他の竹林、無立木地等が333ha(民有林の8%)となっています。今では、生活環境の変化のため、山への関心が薄れており、中でも特に間伐の対象となる林分が増えて、その実施が望まれるところでありますが、林道・作業路等の未整備地域の存在や材価の低迷等により、思うように進まないのが現状です。県産材利用施設紹介●多治見市火葬場「華はなだて立やすらぎの杜もり」S造一部RC造2階建2,934m2木製備品導入(H28・4・1~)●星ヶ台保育園S造平屋建1,912m2内装・木製備品導入(H28・4・1~)●精華小学校付属愛児幼稚園S造2階建1,300m2内装・木製備品導入予定かさはら潮見の森この森は、岐阜県が生活環境保全林整備事業として整備されたものです。また、公園整備事業として多治見市が、皆様に保健教養の場を提供し、国土の保全機能を向上させるために整備されています。遠く伊勢湾を望むことのできる景勝の地にあることから、「潮見の森」と名付けられたものです。施設内には、アスレチック・芝生広場・展望台・薬草園があります。また、薬草園には、2,052m2の敷地に約110種類1,000本の薬草を育てています。多治見三郷活性協議会紹介この協議会は、多治見市の廿原町・三の倉町・諏訪町の農村地区の活性化のために地元有志で作られた協議会です。新しい農産物の生産体制の構築や販促活動、PR活動を通して地域を活性化させるために活動しています。この地域の自然環境・歴史文化・伝統行事・地元特産品(いちご、ブルーベリー、もみじ、マイクロ野菜)等の資源が豊富にあり、多くの方にこの地を訪れ地域の良さに触れていただきたいと計画中です。MORINOTAYORI9 MORINOTAYORI