ブックタイトル森林のたより 774号 2018年3月

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概要

森林のたより 774号 2018年3月

演習、留意事項等について、当センターの川添を企画し、コンテナ苗の生産工程や植栽作業のら、下呂市の岐阜樹木育苗センターでの研修会コンテナ苗での植栽は初めてであったことか○コンテナ苗研修会た待。できる「くわんたい」による単木保護としまし保護の比較検討の結果、保育コストの削減も期上地域での先進地視察を実施し、防護柵と単木獣害対策の効果やコスト面を把握するため郡○先進地視察◆低コスト造林及び獣害対策?苗木規格スギコンテナ苗?植栽本数2200本/ha(保安林指定施業要件)?植栽時期6月?全木集材による地拵え省略?下刈り1回低減、雪起し省略?獣害対策くわんたい単木保護こととしました。実施方法等の協議を行い、次の内容で実施する植栽コストの低減と獣害対策について三者で1実施結果再造林の実施化に取り組む。が全ての工程・作業に対応できるような多能・作業の遊び時間を減らすため、各森林技術者向上に向けた研修会を計画する。催及び岐阜森林管理署と連携した労働生産性・技術面では県森連と協働した造材研修会の開げる。トによる調査を行うなど販売収入の精度を上・事前の森林調査を詳細に行うため、帯状プロッ4今後の対応区分植栽工地拵え獣害対策計画1.7haコンテナ苗1,350千円省略計画と実績の比較ツリーシェルター2,825千円実績1.5haコンテナ苗1,232千円簡易地拵え145千円くわんたい2,448千円補助金収入4,175千円3,311千円収支0千円▲514千円▲写真ー2果の整理を行いました。金収入等の算出、また各工程における課題や成と分析を行い、再造林にかかる実行経費と補助揖斐郡森林組合の協力を得て、データの収集2検証結果術者、揖斐農林事務所で検討を行いました。業手順等について、森林組合の担当者、森林技に、獣害防止資材の設置も含めた効率の良い作し、川添所長さんからご指導をいただくととも植栽開始後に植栽方法の検討会を現地で開催○現地検討会所長さんからご指導をいただきました。◆苗木成長量調査?調査日平成29年11月30日?調査方法等高線上の緩斜面と急斜面に各50本抽出?調査内容根元径、苗高、植栽木の状況、獣害防止資材の状況?調査結果枯損3本(雑草木の侵入や根腐れ)奇形2本しました。握するため、毎年、経過観察調査を行うことと苗木の成長状況と獣害防止資材の有効性を把3苗木成長量調査の実施り、簡易的な地拵えが必要となった。ていたが、林内に予想以上の枝が散乱してお・当初、地拵えは全木集材のため省略するとし固く手間がかかった。・苗木のコンテナからの抜き取りが予想以上に培地が重く小運搬に苦慮した。・人肩運搬による苗木運搬のためコンテナ苗の○課題時間が短縮でき作業効率が上がった。・スコップ型のディブルの使用により、穴掘りの後の生育も良好である。・コンテナ苗により6月の植栽が可能となりそ作業手順等を見つけることができた。いくつかのパターンを試し、最も効率の良い・現地検討会にて作業手順や役割分担について、○成果まいました。えが必要になったことから負担金が発生してしくなったことや林内の枝の処理のため簡易地拵害防止対策の資材費が補助事業標準単価より高本的には負担金は発生しないはずでしたが、獣低コスト造林の補助事業で実施したため、基揖斐農林事務所林業課までTEL0585ー23ー1111(代)●詳しい内容を知りたい方はす向。けた実証試験を行っていきたいと考えていま内県有林でも主伐再造林を計画し低コスト化にまた、主伐再造林の事業地を確保するため管いきたいと考えています。再造林に取り組めるような体制づくりに努めてり組みを推し進め、森林所有者が安心して主伐・直しや改善を図ることによるコスト削減への取が、今後は今回の課題を踏まえ、各工程での見十分な収益を上げることができませんでしたことや事前調査の精度が低かったことなどから今回は皆伐が初めての森林技術者が多かったおわりにについても検討したいと思います。要と考えています。合わせてニホンジカの捕獲本支柱あるいは太い支柱にするなどの検証が必雪地域での獣害防止資材の設置については、2両による苗木運搬について検討するとともに多め、伐造一貫施業による機械地拵えや架線や車今後は再造林の更なる低コスト化を図るた4今後の対応定しています。雪後、獣害防止資材の耐雪性について調査を予倒壊したものはほとんどありませんでした。融止資材も2度の台風による強風を受けましたが植栽木の生育状況は概ね良好であり、獣害防17MORINOTAYORI