ブックタイトル森林のたより 774号 2018年3月

ページ
19/22

このページは 森林のたより 774号 2018年3月 の電子ブックに掲載されている19ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

森林のたより 774号 2018年3月

岐阜県山火事予防運動実施中岐阜県では、山火事発生件数が多くなる3月から4月までの2ヶ月間を山火事予防運動期間とし、集中的に予防運動を実施しています。わたしたちの大切な財産である森林を守るため、次の点に注意して山火事を防止しましょう。山火事予防のためのポイント●枯れ草等のある火災の起こりやすい場所ではたき火をしないこと。●たき火等火気の使用中はその場を離れず、使用後は完全に消火すること。●風の強い時や空気が乾燥しているときにはたき火をしないこと。●たばこは指定された場所で喫煙すること。●たばこの吸い殻の火は必ず消し、投げ捨てはしないこと。●火遊びはしないこと。山火事発生件数と発生原因暖かくなる3月からゴールデンウィークの5月上旬は、山仕事や山菜採り、ハイキング等の目的により入山する機会が増えるため、山火事の発生件数も多くなります。6420月別平均発生件数(H24~H28)1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月落雷3%不明34%山火事は人災です山火事の大部分は、人の不用意な火の取り扱いから発生しています。その他人為火21%たき火36%原因別発生率(H24~H28)たばこ5%火遊び1%平成29年度山火事予防ポスター日本森林林業振興会会長賞松田彩花さんの作品(岐阜県)●大切な森林を守るため、山火事予防について皆様のご協力をお願いいたします。【森林整備課中川貴登】●詳しい内容を知りたい方はTEL058 ー272ー8490森林整備課まで野鳥のヒナを拾わないで!第1回春から初夏にかけては野鳥の子育てシーズンです。野鳥のヒナの多くは、羽が生えそろうとすぐに巣立ちの練習を始めます。はじめはうまく飛ぶことができず地面に落ちるものもいますが、近くに親鳥がいて見守っています。野生動物にとって、人間が近寄ってくることは大きなストレスです。人間が保護しようとしてヒナに手を出すと、親鳥にとっては「誘拐」になってしまいます。地面に落ちているヒナを見つけても、静かにその場を立ち去りましょう。また、自然に生きる野生鳥獣を勝手に飼うことは法律で禁止されています。羽が生えそろっていないヒナを見つけたら?近くに巣がある場合は、使い捨て手袋を使うか、ハンカチやティッシュペーパーなどでそっと包み、巣に戻してあげてください。発見場所が歩道の真ん中などヒナにとって危険な場所の場合は、近くの木の枝の上にのせる、草むらの中に置くなどして移動させてください。鳥をさわった後は、石鹸を使って手洗いをしてください。【岐阜県動物愛護センター岡野司】●詳しい内容を知りたい方はTEL057 5 ー34ー0050岐阜県動物愛護センターまで19MORINOTAYORI