ブックタイトル森林のたより 775号 2018年4月

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概要

森林のたより 775号 2018年4月

●詳しい内容を知りたい方はTEL058ー327ー2103瑞穂市役所商工農政観光課まで16わがまちの森林・環境行政瑞穂市の環境づくり施策を紹介します。瑞穂市の木材のある環境づくりまた、公共施設における県産材の利用により、一般へ県産材の良さをPRする機会となることが期待されています。同様の目的により、県産材を用いたトイレの建設された公園は市内にいくつか存在します。そのひとつが「豊かな緑どんぐり公園」(瑞穂市祖父江)です。豊かな緑どんぐり公園には県産材を用いたトイレが存在するだけでなく、その名の通り様々な種類のどんぐりの木やサツキの木が育てられており、より自然を身近に感じることのできる環境となっています。全ての方が利用することのできる施設ですので、近隣にお立ち寄りの際はぜひご利用ください。書や子育て世代向けの本を中心として構成されており、親子での利用が多い図書館です。親子で本に親しむ微笑ましい雰囲気の中、木育ひろばの本棚には「木や植物に関する本」や「よい絵本」などが常設されています。また、図書館事業にあわせたテーマ本も展示され、来館者の目に触れやすくなっています。木育ひろばのソファは、南側に面した窓ガラス付近に設置されており、図書や雑誌、新聞などを心地よく読むことのできる場所となっています。アイアンボードは、図書館入口に置かれ、マグネット付木製ブロックで行事や季節に合わせた文字や絵が形づくられた「案内板」として、訪れる子どもたちの楽しみになっています。また、瑞穂市図書館で毎週行われる「おはなしの会」では、県内産の様々な樹種の木材でつくられたつみきが「参加整理券」として使用されています。瑞穂市内で岐阜県の豊かな自然の一端に触れ、岐阜県の森林について関心を持つきっかけとして、本と自然の重なる素敵な空間で心豊かな時間を過ごすことのできる瑞穂市図書館分館へ家族そろってぜひお越しください。瑞穂市の概要瑞穂市は、県都岐阜市と大垣市に挟まれた田園地帯に位置しています。東に長良川、西に揖斐川のほか、市内に十八本の一級河川が流れる水に恵まれた自然豊かな地域です。しかし地勢上、市内では林業がおこなわれておりません。今回は、そんな瑞穂市内で岐阜県産の木材の温かさに触れられる場所をご紹介します。瑞穂市図書館分館瑞穂市内の「ぎふ木育ひろば」は、西部複合センター内の瑞穂市図書館分館(瑞穂市宮田)に設置されています。「ぎふ木育」とは、岐阜県の誇る豊かな自然を背景とした『森と木からの学び』であると定義され、「ぎふ木育」を通じて、子どもをはじめとするすべての人々が森林(自然)に誇りと愛着をもち、森林に対して責任ある行動をとることができる人材となることを目標としています。瑞穂市図書館分館内には、県内産のヒノキを使用した本棚、県内産のブナを使用したソファ、県内産のヒノキとスギを使用したアイアンボードが設置されています。瑞穂市図書館分館の蔵書は、主に児童清流みどりの丘公園・豊かな緑どんぐり公園今年の三月末、近隣住民の憩いの場として、また災害時の一時避難場所として利用する公園整備の一連施設として、岐阜県産の木材を用いたトイレが瑞穂市内の「清流みどりの丘公園」(瑞穂市野白新田)に完成しました。このトイレの建設は、岐阜県の公共施設等における県産材利用促進方針の基本方針において、「木材のもつ優れた特性を活かし、(中略)ともに支え合う安心して暮らせる健康福祉社会づくり、快適な生活環境の創出等をめざすとともに健全で豊かな森林づくりに資するため、(中略)公共施設等における県産材利用に総合的に取組むものとする。」とされているなかでの取組みです。▲岐阜県産のヒノキを使用した本棚▲岐阜県産のヒノキとスギを使用したアイアンボード▲トイレの外装(豊かな緑どんぐり公園)▲トイレの内装(豊かな緑どんぐり公園)▲岐阜県産のブナを使用したソファ▲岐阜県産の木材を使用したつみき▲トイレの内装(豊かな緑どんぐり公園)▲豊かな緑どんぐり公園の木々MORINOTAYORI 14