ブックタイトル森林のたより 776号 2018年5月

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概要

森林のたより 776号 2018年5月

1林業の担い手確保・育成等森林技術者の新規就業者確保のため、就業相談から技術習得、定着までを一貫して支援する「森のジョブステーションぎふ」を設置し、担い手の確保・育成、事業者の就労環境の改善強化を進めます。新?新規就業希望者の募集、定着支援(25,455千円)岐阜県林業版ハローワーク機能を担う「森のジョブステーションぎふ」を設置し、仕事の紹介やあっせんを行うほか、若者や女性などの就業促進のため、労働環境人材育成のため、教育水準の向上、国際交流を含めた産学協働の体制整備、市町村との連携や人材育成拠点整備を進めます。?魅力ある教育環境等の整備(7,875千円)市長経験者等の客員教授招聘、高性能林業機械操作の安全対策教育等を実施?海外連携の推進(8,000千円)ドイツ・ロッテンブルク林業大学と森林文化アカデミーと連携し、優れた教育ノウハウの取得や共同研究を実施新?木材生産技術を有する人材育成の拠点整備(5,545千円)高性能林業機械を活用するための人材育成拠点として、機械操作やメンテナンスを学ぶ学習等を森林文化アカデミー内に整備3森林・林業に対する県民理解の醸成幅広い世代の県民の皆さんが森林・林業を楽しく学ぶための実践教育の拠点施設となる「森林総合教育センター(仮称)」の設置準備や、木育拠点施設等における実践的な指導者を育成します。新?「森林総合教育センター(仮称)」の設置準備(10,000千円)森林教育拠点となるセンターハウス建設の設計や、センターで実施する森林教育プログラムを開発?木育拠点施設等で活動をサポートする人材の育成(7,117千円)木育拠点施設等において、ぎふ木育に関する幅広い知識を有し木育を指導する、ぎふ木育指導員及びぎふ木育サポーターを養成の改善を行う事業者に対する費用を助成新?起業支援(5,545千円)起業直後の林業事業者の自立支援のため、高性能林業機械レンタル経費等を助成新?事業者の就労環境の改善強化(12,703千円)就労環境の改善や人材育成等に積極的に取り組む林業事業者を認定しPRすることで、業界の意識改善及び就業環境の改善を図るほか、県内での労務連携による通年雇用を実施する事業者を支援2森林文化アカデミーにおける教育力の向上森林・林業の活性化を担うことのできる4100年の森林づくり計画関連プロジェクトの推進「100年の森林づくり計画(森林配置計画)」を推進するため、計画に基づく森林整備の推進、地域の森林づくりを支える専門人材の育成、獣害対策をはじめとする育林技術の開発や普及を進めます。?「100年の森林づくり計画」の策定(73,705千円)「100年の森林づくり計画」策定のための地域検討会の開催?森林区分に応じた森林整備(4,474,664千円)森林配置計画に基づき、木材生産林、環境保全林、観光景観林、生活保全林の4区分に応じた森林整備を推進?「100年の森林づくり計画」人材育成・技術開発(49,863千円)地域の森林づくりを支える「岐阜県地域森林監理士」の養成・認定、獣害対策や低コスト再造林のための育林技術の開発・普及5県産材を活用した施設への支援県内や首都圏等における県産材住宅の建設や海外への県産材住宅の輸出を支援するほか、公共施設や商業施設等の木造化・内装木質化や幼稚園・小中学校等への木製家具の導入を促進します。?「ぎふの木」を用いた住宅の建設への支援(72,586千円)県内や首都圏等における県産材を一定量使用した住宅の新築や内装木質化、リ県林政部の一般会計における平成30年度当初予算額は205億8万5千円、前年度に比べて16億4,761万5千円増、前年度比108,7%となりました。平成29年度、平成30年度ともに国の補正予算による交付金事業を含めますと、平成29年度は201億2,247万円、平成30年度は233億1,957万円1千円で、31億9,710万1千円増(115,9%)となりました。平成30年度は「第3期岐阜県森林づくり基本計画」に基づき、本県の森林を将来の望ましい姿へと誘導していく「100年先の森林づくり」を進めるため、3つのプロジェクトに継続して取り組みます。また、「生きた森林づくり」を進めるための「国内外への県産材需要拡大プロジェクト」、「恵みの森林づくり」を進めるための「地産地消型木質バイオマスエネルギー活用プロジェクト」の2つのプロジェクトに取り組むほか、これらの施策を継続的に支える取組みである「災害に強い森林づくりの強化」や「木材生産体制の強化」、「木材流通体制の強化」及び「ぎふ木育の総合拠点整備と指導者育成」、「恵みの森を支える人づくりの促進」に取り組みます。さらに新たに重点的に取り組む施策として、年々減少している林業の担い手の確保・育成を推進するため、岐阜県版ハローワーク機能を担う「森のジョブステーションぎふ」を岐阜県森林公社内に新設し、就業希望者の募集や相談、仕事の紹介やあっせんを行うほか、起業支援として、起業して間もない事業者に対し高性能林業機械のレンタル経費を助成するなど、人材確保のすそ野を広げる取組みを行っていきます。このうち、主な新規・拡充事業等を紹介します。重点施策:林業の担い手確保・育成等重点施策:森林・林業に対する県民理解の醸成重点施策:林業経営を重視した「生きた森林づくり」重点施策:望ましい森林の姿へと誘導する「100年先の森林づくり」岐阜県林政部予算のあらまし平成30年度MORINOTAYORI 4