ブックタイトル森林のたより 777号 2018年6月

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概要

森林のたより 777号 2018年6月

●詳しい内容を知りたい方はTEL0585ー45ー3111(代)池田町役場建設部産業課森林振興係まで18わがまちの森林・環境行政池田町の森林づくりに関して紹介します。池田町の森林づくり注入に環境税を活用し、観光地周辺の森林保護に役立てています。企業の森活動紹介池田町は岐阜県が推進する「企業との協働による森林づくり」の一環で、平成23年に株式会社平和堂(本社・滋賀県彦根市)、池田町、六之井生産森林組合、藤代生産森林組合及び県との間で「平和の森・池田」における生きた森林づくり協定を締結し、春と秋の年2回を目標に間伐や除伐・除草・倒木除去・植栽るものです。○しいたけ菌打ち体験教室森林の果たす役割などを体験を通じて学び、森林環境に興味と理解を深めるため、毎年行っているものです。大変な人気があり、定員制を採用しているため、残念ながら参加できない方もみえる程、町民の方の関心のある行事となっています。29年度は㈲しいたけブラザーズ代表取締役の横田さんを講師にお招きし、しいたけの栽培や菌打ち等に関して詳しい説明を受けました。森林の概要本町は、岐阜県の西南(揖斐郡の南部)に位置し、東側に揖斐川と西側には池田山に挟まれた地域で、東は神戸町に南は大垣市に接しています。町の東側を北から南へ流れる揖斐川が伊勢湾へと流れています。本町の総面積は、3,879haであり、森林面積1,562haで、総面積の約40%を占めています。森林環境税利用紹介池田町では岐阜県の森林・環境税を活用し、児童館や小学校、池田山に対して森林づくりに関する活動を行っています。保育園は木育を目的におもちゃや木製品の導入、小学校は森林づくりに関する施設を訪問し、間伐の役割や木工体験等を通じて森林の仕組みなどの学習に役立てています。池田山においては、カシノナガキクイ虫予防のため、ナラ類の樹木への薬剤等の活動を続けています。2・4haの区域で始めた活動も29年3月にはその区域を隣地に拡大し、合わせて3・3haの区域で活動を始めたところです。池田町森林づくり推進会議の活動紹介池田町では、森林に関する有識者・森林所有者・森林施業者などで池田町森林づくり推進会議委員を構成し、その方々で森林に関する話し合いや活動を行っています。その主な事業活動についてご紹介します。○池田山広葉樹(実のなる木)植栽事業池田山はハンググライダー・パラグライダー・登山・夜景など池田山からの眺望を楽しむ方が大勢訪れる観光地となっています。この観光地周辺を中心に毎年春に、観光地景観保護、生徒の森林環境教育、林業への就業者育成などを目的に活動協定を締結している岐阜農林高校や地元池田中学校、地元の森林関係者とともにコナラやヤマグリの植栽活動を継続し、森林育成を行っています。○中学生間伐体験教室地元の池田中学校のこども議会からの提案を受け、活動協定を締結している岐阜農林高校、地元森林関係者、岐阜県などの森林関係機関などの協力を受け、毎年秋に実施しているものです。(公社)岐阜県森林公社の造林地を活動場所とし、間伐の体験を通じて林業就業者育成や造林地の施業支援などを目的に毎年行ってい▲木工体験を行う児童の様子▲参加者みんなで、「はいチーズ」▲木育中の園児の様子▲手のこでの間伐体験を行っています▲親子での菌打ちの様子。将来の林業の担い手になってもらいたいものです。MORINOTAYORI13 MORINOTAYORI