ブックタイトル森林のたより 782号 2018年11月
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森林のたより 782号 2018年11月
第1回ふるさとの巨樹・名木探訪観察会を開催しました去る7月25日に中津川市加子母地内で「第1回ふるさとの巨樹・名木探訪観察会」を内木加子母森林組合長の案内により開催しました。樹齢300年を超える付知峡自然休養林の天然ヒノキやサワラ、式年遷宮の斧入れ式で伐採された切り株、樹齢1200年以上の加子母大杉などを見て、木の持つ偉大な力に加え、木にまつわる歴史や文化について感じとり、明治座では、木の使い方や舞台の構造の説明を受け、森林を守り育てるとともに、地域で育まれた文化を次世代へ伝えていく加子母地域への理解を深めることが出来ました。当委員会では、今年度からこの取り組みを始め、内容の充実を図るため、かつて県により調査・刊行された「ぎふの名山・名木」を基に、各地の巨樹や名木のデータを集め、ホームページで紹介していきたいと思っていますので、皆様のご協力をお願いします。山を護る大切さの説明(付知峡自然休養林)天然サワラの巨樹岩を穿つ天然ヒノキ式年遷宮斧入れ式の切り株(とぶさ立て)【公益社団法人岐阜県緑化推進委員会専務理事黒﨑隆司】加子母大杉を背景に参加者一同明治座の舞台や緞帳の説明東海自然歩道の紹介岐阜県には、森林や清流が育む自然や郷土の歴史文化に親しめる国・県指定の自然公園がありますが、本号では「東海自然歩道」について紹介します。東海自然歩道は、東京の「明治の森高尾国定公園」から大阪の「明治の森箕面国定公園」に至る11都府県にまたがる総延長1,697kmの長距離自然歩道の一つで、昭和45年から49年にかけて関係都府県等が国の計画に基づき整備したものです。岐阜県内のコースは14市町村の史跡・景勝地等を結ぶ約290kmで、恵那市の奥矢作湖をふりだしに、日本大正村、大名街道、中山道の宿場町、鬼岩公園、みたけの森を巡り、可児市南部から愛知県犬山市に入り、各務原市、岐阜市のながら川ふれあいの森、谷汲山華厳寺、横蔵寺、鍋倉山、池田山麓、天下分け目の関ヶ原、養老の滝、養老山頂の県登山道を経由して三重県につながっています。県では、安全にご利用いただくため、市町村と連携したパトロールや草刈、清掃、歩道の危険箇所や老朽化した標識の補修等を行うほか、ホームページでの見どころ紹介、岐阜県コースマップの配布を行っています。秋の深まる行楽シーズンも、県内外の多くの皆様には各地をご探訪いただき、「清流の国ぎふ」の自然景観や魅力を実感いただければと思います。自然歩道の補修作業の様子岐阜県コースマップ【環境企画課大島愛彦】●詳しい内容を知りたい方はTEL058 ー272ー1111(内線2698)環境企画課自然公園係まで7MORINOTAYORI