ブックタイトル森林のたより 793号 2019年10月

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概要

森林のたより 793号 2019年10月

した。レーザ計測データが活用できないか考察そこで、保安林整備事業の計画に航空れている。解析の流れ備事業地の計画立案を行うことが求めら備森林を抽出し、労力をかけず保安林整実施するには、広大な森林の中から要整このような状況下で保安林整備事業をいる。るため、保安林整備の重要性は高まって相対幹距比・形状比を得る。つあり、災害に強い森林づくりを推進す本数・樹高・胸高直径・材積・収量比数・一方で機能の低下した保安林は増えつで、検証に必要な「森林資源情報」である・できない状況である。航空レーザ測量データを解析することとが困難であり、今後も事業要望は期待(森林整備)の事業要望を取りまとめるこデータ解析り、所有者や地元からの保安林整備事業よく知る経験豊かな林務職員の減少もあ検証した。低下や後継者不足、更に市町村の森林をとプロット調査データを比較することでこれは、山林所有者の林業への関心のに活用できるかを航空レーザ測量データ停滞傾向にある。整備計画及び保安林整備事業(実施設計)岐阜県西濃地区では保安林整備事業が航空レーザ計測で得たデータが、森林はじめに考察内容西濃農林事務所林業課治山係村井弘人効率的な保安林整備事業の計画立案に関する一考察表会で発表された研究課題を紹介します。ついて、調査・研究を行っています。今年2月に行われた発治山、林道の各研究会では、日頃の業務で直面する課題に考えた。林整備事業(実施設計)への活用は困難とたところ、大きな差異があったため保安解析データとプロットごとの比較をし・保安林整備事業への活用現地調査レーザ解析対現地比誤差率1.本数(本)4643.995.58.32.樹高(m)16.115.495.75.83.胸高直径(cm)23.622.796.25.54.材積(m3)15.214.494.811.25.収量比数0.710.6895.86.06.相対幹距比18.319.6107.27.07.形状比68.267.899.50.5森林整備計画への活用は可能と考えた。したところ、大きな差異はなかったため、解析データと27プロットの平均を比較・森林整備計画への活用解析結果の比較検証西濃農林事務所林業課治山係までTEL0584ー73ー1111●詳しい内容を知りたい方は出来た。は言えず、多くの課題を見い出すことがめには、十分な精度が確保されていると保安林整備事業(実施設計)活用するたで、森林整備計画に活用できた。ることができ、その情報を利用することで、森林状況を把握するための情報を得航空レーザ測量データを解析することまとめプロットNo.現地調査No.1 14立木本数樹高胸高直径レーザ解析誤差率現地調査24.3 15.8レーザ解析誤差率現地調査21.5 23.2レーザ解析誤差率No.2 11 3.6 15.4 19.5 26.2 18.7No.3 17 10.6 37.6 14.4 12.4 13.9 22.6 21.3 5.8No.4 14 24.3 16.3 23.9 22.7 6.2No.5 13 18.5 15.5 20.0 23.2 8.2平均13.8 10.6 21.7 15.5 12.4 19.8 23.6 21.3 9.48.2MORINOTAYORI 16