ブックタイトル森林のたより 793号 2019年10月

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概要

森林のたより 793号 2019年10月

●詳しい内容を知りたい方はTEL058ー272ー8487県産材流通課まで東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会選手村ビレッジプラザ提供木材出荷式を開催しました岐阜県では、県産材のブランド力を高め、国内外での販路拡大につなげるため、平成29年に「岐阜県『東京オリ・パラ』県産木材利用促進協議会」を設立し、オール岐阜県体制で東京オリンピック・パラリンピックの関係施設での県産材利用に取り組んできました。これまで、選手村ビレッジプラザや、新国立競技場の軒・庇などで県産材利用が決まっています。選手村ビレッジプラザは、ヘアーサロンや店舗などが配置され、選手が競技に向けて心を落ち着けたり、心身の疲れを癒やしたりする場所です。選手村ビレッジプラザのうち、公募5施設で最大規模となるB1棟に、6市町村(関市、中津川市、郡上市、下呂市、白川町、東白川村)が、東濃桧と長良杉の製材品を、岐阜県が県産ヒノキ合板を提供することとなりました。このほど、全ての部材の加工が終わったことから、その出荷式を、8月20日(火)にぎふ清流文化プラザで開催しました。出荷式は二部構成で、第一部では、まず、加かと藤う拓たく三み氏による和太鼓演奏で会場全体を盛り上げていただきました。続いて、シドニーオリンピック金メダリストの高橋尚子氏から、木の香りがあふれる選手村ビレッジプラザで、大いにリラックスし、本番では最高のパフォーマンスを発揮していただきたいとの心温まるビデオメッセージをいただきました。また、オリンピック・パラリンピック競技大会県強化指定選手である辻つじすみれさん(フェンシング)、篠しのだ田泰やすくに邦さん(アーチェリー)に、競技種目の見所などを紹介していただきました。第二部では、6市町村の市町村長と子ども達が、それぞれの地域の木材を元気良くトラックに積み込みました。その後、岐阜県知事や東京2020組織委員会佐藤副事務総長など関係者によるテープカットや、記念撮影を行った後、参加者全員でトラックの出発を見送りました。今後は、9月末までに全ての木材を納入し、来年6月には完成する予定です。今から、東京2020オリンピック・パラリンピックの開幕が楽しみです。【県産材流通課伊藤公博】選手村ビレッジプラザの内覧イメージ辻すみれさん、篠田泰邦さんによる競技種目の紹介市町村長、子ども達による木材の積込参加者全員で記念撮影C Tokyo2020MORINOTAYORI7