ブックタイトル森林のたより 795号 2019年12月

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概要

森林のたより 795号 2019年12月

山県市の森林づくり●詳しい内容を知りたい方はTEL0581ー22ー6830山県市役所農林畜産課まで山県市の森林づくり施策を紹介します。36わがまちの森林・環境行政の国ぎふ森林・環境基金事業を活用し、里山林の整備を行っています。今年の市町村提案事業では、大河ドラマ「麒麟がくる」にちなみ「明智光秀ゆかりの地」で、森林の中に地元の公園と里山林が共存しながら歴史に登場する人物の生誕地を紹介するなど、森林と地域と歴史を結びつけ地域の活性化を狙っています。山県市森林づくり会議戦後植林した人工林資源が利用可能な段階にありますが、路網整備や施業の集約化の遅れから生産性が低く、材価の低迷、森林所有者の林業への関心の低下、林業従事者の減少等により森林の管理に支障を来たすことが危惧されます。こうした状況を踏まえ、森林整備の促進に必楽しませてくれます。山頂からは能郷白山、恵那山などが一望できます。●相戸岳標高671・7m地元の集落の名前をとって相戸岳と呼ばれています。半日で周遊できる低い山でありながらすこぶる展望が良く、高賀三山をはじめ、舟伏山、天王山、恵那山等のすばらしい展望が得られる山です。また急峻とアップダウンのある尾根歩き、険しい岩場など変化のある山歩きが楽しめます。木育による森林へのふれあい8月5日と6日の2日間、みやまの森で「みやまの森で木とふれ合う2日間」と題し色鉛筆作りなどを行いました。この事業は、清流の国ぎふ森林・環境基金事業を活用し行なったもので、当日は市民30名が参加し色鉛筆作りを行ないました。色鉛筆は、4種類の木を使って作製し、木の色、堅さなどぞれぞれの木の特性を、鉛筆作りを通して学びました。参加者は、「思ったより木が堅くて、穴を開けるのが大変だった」と話していました。森林の概要山県市は岐阜市の北部に位置しています。森林面積は18,633ha、森林率84%、人工林率は約57%を占めており県下でも有数の林業地です。山県市の特徴として、国有林の面積が少なく、民有林が多い所です。林道・作業道の整備や施業の共同化・機械化などを図り、豊かな森林資源の育成に努めるほか、自然環境の保全や美しい景観形成に配慮しながら、自然学習や余暇空間としての活用を進めます。また、災害の未然防止と水源かん養などのための森林の保全等に努めます。毎年、清流要な事項を検討するため、「山県市森林づくり会議」が平成18年1月に発足しました。所期の目的を達成するため、作業路開設と高性能林業機械を活用した利用間伐の実施、子供たちを対象とした林業体験、市森林整備計画書への意見反映、先進地視察等へ精力的に活動を行ってきました。その結果、間伐を柱に森林整備や作業道の開設が進みました。これからも、当会議の活動を森林づくりに寄与できる事を切望します。山県市名山めぐり「自然に癒やされたい!」「山ガ―ルにあこがれちゃう?」そんなあなたは山県で今すぐ山デビュ―☆初心者さんでも挑戦しやすい三名山をご紹介します。●釜ヶ谷山標高696mお釜を伏せたような丸みを帯びた山です。伊自良湖の大切な水源、甘南美寺との関わりが深く僧たちが修行した行者岩や33か所あると言われる石仏が目を引きます。●舟伏山標高1040・3m見所はこの山の人気を不動のものにしたイワザクラをはじめ、コバイケイソウ、カタクリの群生地などがあり、登山者を大桑城伊自良湖イワザクラ名山めぐり色鉛筆づくり山県市QRコ-ドMORINOTAYORI 8