ブックタイトル森林のたより　796号　2020年01月

概要

森林のたより　796号　2020年01月

市況木材市況県森連岐阜・飛騨・東濃林産物共販所単位：円（1m3当たり）木材市場回数共販所名第1713回岐阜共販所12月10日第1289回飛騨共販所12月4日第1619回東濃共販所12月5日樹種すぎひのきすぎひのきまつひめこくりすぎひのきまつ長さ径平均値高値備考3ｍ4ｍ6ｍ3ｍ4ｍ6ｍ3ｍ4ｍ3ｍ4ｍ6ｍ4ｍ4ｍ5ｍ4ｍ3ｍ4ｍ3ｍ4ｍ6ｍ4ｍ16～18cm16～18cm20～22cm24～28cm30cm以上16～18cm16～18cm20cm以上16～22cm24～28cm30cm以上16～18cm16～18cm24～28cm30cm以上16～18cm20～22cm30cm以上16～20cm24～28cm30cm以上24～28cm30cm以上30cm以上24cm以上16～22cm24～28cm30cm以上元16～22cm24～28cm30cm以上元13cm以下24～28cm30cm以上元18～22cm22～28cm梁30cm以上元12,40011,50013,60013,00011,50014,00017,50014,50017,80014,80014,50022,00012,00011,00011,00017,30017,300－－－18,00020,600－－－－－－－－－40,000－－14,000 210,00027,000－8,000－8,000－12,000－14,000－－－16,000－12,500－12,800－13,200 24,00017,600 29,00015,000 27,00018,500 36,0009,000－15,500 29,00018,800 64,00024,000－7,000－9,000－単価は直材価格、但し平均値は並材二番玉価格【商況】スギ4ｍ元木良材、中目、中目上は強含み。スギ、ヒノキ構造材向けは、価格、需要量ともに堅調。スギ３ｍ柱向けは強保合。合板向けスギ、ヒノキは不足傾向。製紙向けパルプ材は大手工場の納材制限は順調。発電向け未利用材は、継続して荷動きが活発。（岐阜）スギ、ヒノキ共に出材量は横ばい、欠点材は相変わらず売り辛い。その中でも良材がせり上がり、全般的に強含みとなった。合板用カラマツ、スギが不足。広葉樹はナラ材を中心に良材が集まり買い気は強い。今後降雪まで駆け込みで出材が増えそうだ。（飛騨）全般的に並材（16～22cm）横ばいで推移。ヒノキ元木、良材２ｍ・３ｍ・４ｍ（高齢材及び枝打材など（特殊材））は継続して旺盛。スギは全般的に品薄、４ｍ元木良材は継続して旺盛。スギ並材は、３ｍ・４ｍ（16～28ｃｍ）長良川木協・森の合板への供給（システム販売）に伴い横ばい。ヒノキ・スギ６ｍ材は需要減。（東濃）製品卸売標準価格（11月期）樹種スギヒノキＷ集ウ成ッド材外材市況（11月期）樹種規格価格樹種規格価格米用途松柱間柱土台柱柱寸法（mm）等級m 3当り長巾高価格3000 105 105１等3000300030003000S Sタイプ105120 120コースト（目荒）30105 105国産５層120 120国産５層※日刊木材新聞調べ（名古屋標準相場全てKD材）306317１等4000 105 105特等3000 120 120特等（東濃桧）特等6000 120 120特等米栂米ひば65,00065,00065,00060,00065,000120,00060,00061,000ヘム（アラスカ産）ポール（単位：円）前月（本（枚）単価）比較（2,150）（614）（2,867）（2,592）（2,808）（10,368）（1,980）（2,600）1m3当り（価格単価：10 0円）292310日刊木材新聞調べ名古屋標準相場（径級は30cm上、米松コーストのみ大阪相場）→→→→→→→→ＫＤ材ＡＤ材木材用語一口メモ人工乾燥した材のこと。ＫＤは「ＫｉｌｎＤｒｙ」の略。天然乾燥した材はＡＤ材という。ＡＤは「ＡｉｒＤｒｙ」の略。製材の農林規格（ＪＡＳ）では、人工乾燥処理は「人工乾燥処理装置によって人為的及び強制的に温湿度等の管理を行うこと」、天然乾燥処理は「人為的及び強制的に温湿度等を調整することなく適切な管理の下、一定期間、桟積み等を行うこと」と定義されている。（参考）日刊木材新聞社木材・建材用語辞典MORINOTAYORI 22