ブックタイトル森林のたより 797号 2020年02月

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概要

森林のたより 797号 2020年02月

100年先の森林づくりシリーズ12第3期岐阜県森林づくり基本計画(H29~H33)では、望ましい森林の姿へ配置転換する「100年先の森林づくり」、林業経営を重視した「生きた森林づくり」、環境保全を重視した「恵みの森林づくり」に取り組んでいます。これらの取組状況について、隔月連載でご紹介します。◆国内外への県産材需要拡大プロジェクト海外へ向けた県産材製品の輸出促進近年、日本の木材製品の輸出は増加傾向が続いており、県では韓国や台湾、中国を中心に県産材製品の輸出促進に取り組んでいます。韓国では、2016年9月に発生した地震を契機に日本の木造軸組住宅への関心が高まっており、昨年5月に岐阜県へ韓国の建築技術者を招聘し研修会を開催しました。今年2月には韓国の住宅資材展に昨年に引き続き出展する予定です。台湾では、2018年11月から台北市の複合型インテリアショールーム内に県内企業6社と共に常設展示場を設置し、昨年7月に建築士向けセミナーを開催しました。11月には商談会と体験イベントを開催し、200名を超える参加がありました。そして、台湾企業2社と県内企業2社との代理店契約も締結することができました。また、12月には台北建材展にも出展し県産材製品の販路拡大に努めています。さらに、昨年12月に初めて中国・広州の博覧会に県内企業2社と共に出展し、約3,100名が県ブースを訪れ、県産材製品に高い評価を得ました。今後も、県内企業と販売力の優れた海外企業との連携に取り組み、付加価値の高い県産材製品の輸出を促進してまいります。国内外への県産材需要拡大プロジェクト韓国技術者研修会(恵那市) 2019選材博覧会(中国・広州)県産材を活用した新用途・新製品の研究開発・普及や、首都圏・中京圏等への販路拡大を行うとともに、韓国を中心としたアジア圏への製品・加工品の本格的な輸出を進めるための取組みに対して支援を行い、県産材の国内外への販路拡大に取り組むプロジェクトです。【県産材流通課野田正樹】●詳しい内容を知りたい方はTEL058-272-8487まで北方小学校みどりの少年団が全国緑の少年団活動発表大会で発表しました12月14日、沖縄県那覇市パレット市民劇場で開催された第43回全国育樹祭の併催行事である「全国緑の少年団活動発表大会」において、みどりの奨励賞に選ばれた揖斐川町立北方小学校みどりの少年団の河瀬明莉(かわせあかり)さん、細野礼徒(ほそのらいと)さんが活動発表を行いました。北方小学校みどりの少年団は、4年生がみどりの少年団員となり、「きれいな水を生み出す取組」として、徳山ダム周辺に実のなる木を植えるため、自分たちが育てた苗木をコア山へ植樹する活動を続け、また、「豊かな森林を守る方法を学ぶ学習」では、みんなで力を合わせて間伐や枝打ち体験を行っています。発表した二人は、こうした活動を通じて、「豊かな森林やきれいな水を守っていきたい」と大きな声で元気よく発表しました。揖斐川の上流に位置する地域にあって、地域の人達の協力も得ながら、力強く少年団活動を続けていく姿に会場からは大きな拍手をいただきました。翌15日の第43回全国育樹祭では、「みどりの贈呈」で沖縄県のみどりの少年団が育てたガジュマルの苗木を贈られました。苗木とともにみどりの少年団の皆さんが健やかに成長されることを願っています。団旗の入場活動発表開始質問に回答(河瀬さん、細野さん)表彰(3番目が北方小学校)全国育樹祭でのみどりの贈呈(ガジュマルの苗木)イーサー君といっしょに[公益社団法人岐阜県緑化推進委員会専務理事黒﨑隆司]3MORINOTAYORI