ブックタイトル森林のたより 802号 2020年07月

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概要

森林のたより 802号 2020年07月

100年の森林づくり計画(森林配置計画)の策定状況について現在、第3期岐阜県森林づくり基本計画において、望ましい森林配置への誘導や人工林の齢級構成の平準化を目指す「100年先の森林づくり」に取り組んでいます。100年先の森林づくりの基盤となるのは、「100年の森林づくり計画(森林配置計画)」です。その計画の策定にあたっては、市町村ごとに地域検討会(写真1)を開催し、関係者の意見を十分踏まえたうえで策定することとしています。令和元年度で3年を経過し、県下累計で約66.5万ha(地域森林計画対象民有林の約97.3%)の森林について、「木材生産林」または「環境保全林」に区分されることに対する合意形成が図られました(図1)。このように県内の森林を2つに区分し、目標を明確にすることで、今後それぞれの目標を達成するための施策がより効率的・効果的に実施できるようになります。また、2つの区分に重複して、観光道路から眺望でき景観的価値が高い森林を「観光景観林」、集落や生活道路に隣接し住民生活を守るための森林を「生活保全林」として設定し、地域の特色や実情に合わせた「100年の森林づくり計画」も順次策定されています。「100年の森林づくり計画」は令和3年度末までに策定することとしています。また、必要に応じて変更できることにもなっています。より望ましい計画となるよう、各市町村の地域検討会で議論を進めていきます。検討中2.7%木材生産林28.8%岐阜県の民有林68.3万ha(未立木地等を含む)環境保全林68.6%図1森林区分の合意形成の状況※構成比は四捨五入しているため合計しても100とはならない写真1地域検討会の様子(中津川市)【林政課鷲見勇貴】●詳しい内容を知りたい方はTEL058ー272ー1111内線(3027)100年の森づくり推進室森林企画係までぎふ木育ひろば地域支援拠点~ぎふ木育の地域への普及・推進を担う施設をご紹介します~多くの皆さんが身近に「ぎふ木育」を体験することのできる拠点として、岐阜県内各地の児童館、図書館、子育て支援センター等の地域に開放された施設に、ぎふの木のおもちゃや家具等を備えた常設の「ぎふ木育ひろば」を設置しています。(令和2年3月末現在:101施設)さらに平成30年度からは、「ぎふ木育ひろば」認定施設の中から、地域への「ぎふ木育」の普及推進を担う施設を「地域支援拠点」として、これまでに2施設を認定しました。「地域支援拠点」は、専従スタッフが常駐するほか、地域に「ぎふ木育」を普及推進するための木育イベントを多数開催しています。ぎふ木育ひろば地域支援拠点のご紹介1子ども家庭支援センター「ラ・ルーラ」2【平成30年度認定】所在地:〒504-0837各務原市那加甥田町30番地1(中部学院大学各務原キャンパス内)木育スペース:130 m2専従スタッフ:2名(催しに応じ5名)子育てはうすぱすてる【令和元年度認定】所在地:〒501-0532揖斐郡大野町大字下磯313番地2(道の駅パレットピアおおの内)木育スペース:133 m2専従スタッフ:4名「地域支援拠点」については、今後も引続き認定を進め、「ぎふ木育」のさらなる地域への普及推進を目指していきます。ぜひ、みなさまもお近くの「ぎふ木育ひろば」を訪れてみてください。常設版「ぎふ木育ひろば」検索【恵みの森づくり推進課根尾淳也】●詳しい内容を知りたい方はTEL058ー272ー1111内線(3035)恵みの森づくり推進課木育推進係まで3MORINOTAYORI