ブックタイトル森林のたより 802号 2020年07月

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概要

森林のたより 802号 2020年07月

シリーズ『森林・環境税』で“緑豊かな清流の国ぎふづくり”県では、「清流の国ぎふ森林・環境税」を活用し、県民みんなで豊かな自然環境を守る様々な取組みを行っています。こうした取組みの内容について連載で紹介します。3水源林公有林化支援事業~水源地域における市町村の森林取得を支援します~■事業概要県では、清流を後世に残すとともに、生活に必要な水を確保するため、市町村の水道水源周辺の森林を「水源地域」として指定しています。水源地域の森林は、森林が持つ様々な働きが機能するよう適切に管理する必要があります。しかし近年、所有者の不在村化、高齢化などにより、長い間放置されたままの森林が見受けられます。こうした荒廃のおそれのある水源林を保全するため、市町村が水源林を取得する経費を助成しています。■補助概要対象:市町村が水源地域内の森林(1ha以上)を取得する経費補助率:10/10又は1/2■令和元年度実施事業の例●事業主体:東白川村●取得面積:3.35ha●事業費:1,316千円取得した森林は、東白川村の約48%の村民に水道水を供給している曲坂水源の上流約2.3kmにある村有林に隣接した森林です。所有者の高齢化により管理が難しくなったことから、村が一体的な管理を行い水源の保全を図っていきます。取得した森林森林内の谷水下流の取水施設■今後の取組みこの事業により、これまで4市町村が、約123haの森林を取得しています。多くの市町村での活用をご検討ください。【治山課木村等】●詳しい内容を知りたい方はTEL058-272-8496治山課水源林保全係まで9MORINOTAYORI