ブックタイトル森林のたより　805号　2020年10月

概要

森林のたより　805号　2020年10月

木の香るぎふの施設91郡上八幡まちなみ交流館木造化郡上市八幡町殿町63-1施設の経緯施設全景八幡町市街地の北町の一部は、平成２４年度に、国から「重要伝統的建造物群保存地区」として選定されました。また、平成２５年度には、この地区を核とする市街地全域を重点区域として、国から「歴史的風致維持向上計画」の認定を受けました。以降、建造物の修理、無電柱化などの町並み保存や景観の維持及び向上に関する事業を進めています。この一環として、八幡町市街地の歴史や魅力を広く発信していくことを目的に、郡上八幡まちなみ交流館を建設しました。県産材を多用し、伝統的工法を用いたことで、古い町並みの景観になじんだ建物に仕上がりました。施設概要事業年度事業主体構造延床面積施設用途木材使用量使用樹種全体事業費令和元年度郡上市木造２階建て397m2文化施設127m3（県産材使用量121m3）ヒノキ、スギ、マツ等９８，４２３千円（建築本体工事）窓口・受付助成額設計者施工業者６，７４９千円（県産材需要拡大施設等整備事業）（有）荒井建築設計事務所（株）髙垣組（建築本体工事）展示室ここに注目！！工期令和元年８月～令和２年３月瓦の屋根や、伝統的工法により作られた下見板張りの外壁、連格子の窓は、古い町並みの景観を引き立てる造りとなっています。また、吹き抜け天井となっている研修室は、ダイナミックな梁組を見ることができます。館内の至る所に木材をふんだんに使用しており、木の香り、ぬくもりを感じていただけます。研修室利用者の様子落ち着きある空間で、ゆっくりしながら心地よくご利用いただけております。憩いの広場■問い合わせ先郡上市教育委員会社会教育課ＴＥＬ0575-67-1128MORINOTAYORI 12