ブックタイトル森林のたより 805号 2020年10月

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概要

森林のたより 805号 2020年10月

●詳しい内容を知りたい方はTEL0572―23―1111内線(291)東濃農林事務所まで7?8月に林政部で初めてドローン操作研修会を開催しました。開催目的は、林業にもドローンを普及するため。林業関係者のドローンへの関心を高め、機器の導入や操作等に必要な知識及び技術を習得することを目的として、郡上市美並町にある株式会社ROBOZで開催しました。研修内容は、まず室内講習でドローンの各部名称、飛行原理、ドローンに関する法令等を学び、学習内容を確認するテストも行われました。説明はわかりやすく動画を用いてドローンの様々な活用事例を紹介いただきました。ドローンが描く将来は我々が想像している以上に可能性を秘めており、林業の分野を超えて新しい発見があり面白い内容でした。午後は操作実習で、ドローンの起動方法から離陸、飛行、着陸、GPSを接続したときと切ったときの操作方法の違い(ホバリングの有無)など、基本的な操作技術を学びました。参加者からは内容が工夫されていてとても良い研修だった。プロから学ぶことができ、ドローンへの理解が深まったという感想が聞かれました。アンケート結果から、今後はドローンで撮影した画像の処理(解析)研修、地上レーザ計測器OWLの操作研修を望む声が多く、森林文化アカデミーで必要な機器を導入して研修を企画していきます。スマート林業通信?ドローン操作研修会を開催●詳しい内容を知りたい方はTEL0575ー35ー2535森林文化アカデミースマート林業推進係まで研修会の様子(操作実習)て、3市が外部委託による実施に舵を切りました。課題の情報共有化を促し、円滑に業務が進むよう支援して行きます。また、今後、森林所有者への意向調査が実施され、森林経営管理事業や再委託による森林施業の担い手が必要となります。管内では陶都森林組合が唯一の「意欲と能力のある林業経営体」であり、その役割がますます重要になりますが、地道に施業プランナー業務や施工管理を充実させ、事業を確実に実施することを望みます。事業量の増加に対しては、民間事業体との連携を強化するといった対応が必要であると考えます。などに取り組んでおり、市民の憩いの場でもある生活環境保全林「潮見の森」内のヒノキを主体とした人工林の間伐を実施します。近年、市有林の整備を発注した経験がなく、市の担当から設計ができないと相談を受け、エクセルの設計書様式を提供するとともに設計に必要な林分調査に同行、指導しています。今回、間伐等の森林整備の発注業務のノウハウを蓄積し、今後実施することになる「森林経営管理事業」については、外部委託による意向調査や測量調査の実施を提案しています。土岐市への支援今年度の取組は、業務委託による意向調査の準備(基礎データ整備)、林道の改良・修繕に留まり、基金への積み立てが増える傾向にあります。マツ類の人工林が多く、対象地の見極めが必要なため、意向調査の着手が遅れていますが、来年度には外部委託し、意向調査に着手できるよう働きかけています。今後の課題森林経営管理制度の取組に関しMORINOTAYORI15