ブックタイトル森林のたより 805号 2020年10月

ページ
5/18

このページは 森林のたより 805号 2020年10月 の電子ブックに掲載されている5ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

森林のたより 805号 2020年10月

プログラム紹介!!令和2年7月22日に岐阜県立森林文化アカデミーにオープンした森林総合教育センター(愛称morinos)で実施しているプログラムについてご紹介します!今回は、8月1日に開催した子どもたちの遊び場(プレーパーク)です。morinosでは、大人から子どもまで、すべての人と森をつなぐことを目的としています。つなぐ方法はいろいろありますが、まずは心の底から楽しむことが最も大切であると考えています。「プレーパーク」とは欧州発祥の自由なあそび場であり、通常の公園で見られるブランコ、シーソー、鉄棒などではなく、子どもたちが考えて、工夫して、遊びを作り出すことの出来る遊び場です。morinosで行うプレーパークは焚き火、工作、かけっこ、山遊び、水遊び、どろんこ遊び、穴掘り、名前のない遊び、そしてな~んにもしなくてもOKなのです。コロナ前であれば、1日で200人以上集まるプレーパークですが、今回は美濃市公民館主催の『夏休み子ども研修』として、20名に限定して楽しんでもらいました。施設の一つ、「雨水ポンプ」はいつも大人気です。子どもたちはポンプの取っ手を取り合いながら水で遊びます。この「雨水ポンプ」は建物の屋根に降る雨の一部を地下タンクにため込んで、それを汲み上げる仕組みになっています。空になったら次の雨が降るまで待ちます。楽しみながら水がどこから来るか、また、水は限りある資源であることを知ることができるしかけです。大人は押しつけがましくならないよう注意しなければなりません。morinosひろばには、残土を使った大きなお山があります。子どもたちは、スコップやツルハシを持ち出して、そこかしこを掘りまくります。この穴掘りも、子どもたちに大人気。自分も子どものころにはそうでしたが、子どもは、「ただ単に穴を掘る」ことこそが楽しいのです。子どもたちが体を使って全力で経験することこそが、自然と子どもたちをつなげていきます。「山に行きたい」という子どもたちは、森(演習林)に向かいます。森の中では、木登り、虫捕り、たき火など、さらに楽しみがたくさん。森の中の冒険でたくさんの「楽しい」に触れた子どもたちは、きっとまた森に戻ってきてくれます。こうした体験のほとんどは、いつでも体験することができます。多くの皆様のお越しをお待ちしております。興味を持ってくださった方は、morinosのホームページ、動画YOU TUBEをご覧ください。【森林文化アカデミー森林総合教育センター(morinos)鈴木知之】ホームページhttps://morinos.net開所時間10:00~16:00YOU TUBE検索「morinosチャンネル」定休日毎週火・水曜日5 MORINOTAYORI