ブックタイトル森林のたより 807号 2020年12月

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概要

森林のたより 807号 2020年12月

シリーズ『森林・環境税』で“緑豊かな清流の国ぎふづくり”県では、「清流の国ぎふ森林・環境税」を活用し、県民みんなで豊かな自然環境を守る様々な取組みを行っています。こうした取組みの内容について連載で紹介します。8【令和元年度設置状況】水田魚道設置推進事業水田魚道の設置を促進することで、生態系保全とともに地域の環境意識の高揚、環境保全型農業の発展につなげます。●養老町有尾地内及び海津市南濃町地内の計2ヶ所で設置に向けた現地研修会を開催し、水田魚道を設置しました。●地域住民・関係者ら計30人が参加し、講師指導の下、住民自らが組み立て・設置を行いました。講義状況設置状況設置魚道【水田魚道設置効果検証】●水田魚道の設置に有効な場所や条件等を検証するため、県内150地点以上で、水路に生息する魚類等の調査を実施しています。●水田魚道3ヶ所で、無人観測機を用いた遡上及び降下の長期連続観測を行ったところ、計14,690尾の魚類の遡上降下を確認しました。●設置地域での繁殖状況を調査したところ、タモロコ9,369尾、メダカ6,072尾、フナ2,497尾の繁殖や、ナマズの産卵等が確認され、多様な魚種の生息区間として機能していました。魚類生息状況調査状況水田内で増殖した魚5/21 19:24:30 6/16 9:49:397/9 22:2:30自動計数装置により撮影された魚●詳しい内容を知りたい方はTEL 058-272-8460内線(3158)農村振興課農村支援係まで7MORINOTAYORI