ブックタイトル森林のたより 807号 2020年12月

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概要

森林のたより 807号 2020年12月

木の香るぎふの施設93とうやともいきの里・東弥(障がい福祉サービス事業所)木造化郡上市大和町大間見233-1施設の経緯施設全景(写真の左奥が本館。右手が交流棟)「ともいきの里・東弥」は、前身の「ぶなの木学園共働社」(就労継続支援B型事業所で、平成16年に「ぶなの木学園」の分場として開設)が、施設の老朽化に加え、土砂災害警戒区域イエローゾーンに位置していたため、移転して生まれ変わった多機能型事業所です。施設は、本館と交流棟の2棟構成になっており、本館では農福連携による加工品を製造し、交流棟では製造された加工品などの販売の他、地域の方などのコンサートや会議もできるようになっています。郡上市大和町の山あいに裏山の杉林に馴染むように建てられ、屋内も木材の温かな雰囲気を感じられる空間が広がっています。施設概要事業年度事業主体構造延床面積施設用途木材使用量使用樹種全体事業費助成額設計者令和元年度社会福祉法人ぶなの木福祉会木造平屋建て764m2社会福祉施設216.87m3(県産材使用量216.77)ヒノキ、スギ、マツ等116,102千円(建築本体工事)12,988千円(木の香る快適な公共施設等整備事業)(有)荒井建築設計事務所本館プレイルーム施設利用者の創作活動やレクリエーションなどに利用されます。施工業者(株)ヤマシタ工務店本館廊下の吹抜け工期令和元年8月~令和2年3月ここに注目!!本館との渡り廊下床、腰壁等に木の温かさを取り入れ、本館の吹抜けはクローバーの形が印象的な作りとなっています。交流棟は、越屋根までの吹抜けを木格子で構成し、まんべんなく光をとりいれ、明るい室内となっています。利用者の様子交流棟兼避難スペース棟災害発生時には地域の避難場所としても活用されます。交流棟の「であいの広場とうや」では、障がいのある方や高齢の方、お子様連れのお客様が、木の持つやわらかな色味や温かな感触を楽しみながら、ゆったり過ごしています。■問い合わせ先とうや(社福)ぶなの木福祉会ともいきの里・東弥TEL0575-88-00889 MORINOTAYORI