ブックタイトル森林のたより 808号 2021年1月

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概要

森林のたより 808号 2021年1月

オータムフェスタを開催しました!ぎふ木遊館では、10月10日(土)、11日(日)の2日間、森の恵みの感謝祭「オータムフェスタ」を開催しました。新型コロナウイルス感染防止対策のため、利用時間及び入館者数に制限を設けていますが、この2日間は特別に利用時間を拡大したほか、木遊館で初めて屋外での木育体験プログラムを実施し、たくさんの方にご来館いただきました。館内では、木育ひろばで積み木をはじめとした木のおもちゃで遊べるだけでなく、ギャラリーや木工室も開放し、木のピンボールや囲碁などを用意し、小学生の大きなお子さんや大人の方にも楽しんでいただきました。お父さんと館長が囲碁で対決するなど、来館者とスタッフがともに楽しむ場面もありました。また、2日目には、木工室で秋にちなんだどんぐりを使った木育体験プログラムを行いました。どんぐりの意外な姿や豆知識に、親子で興味津々に聞いていました。屋外では、削り馬で生木を削るグリーンウッドワーク体験や、ぎふの川の生き物をイメージした12種類の木っ端をポイですくう“木っ端すくい”、森の素材を使って自由に好きなものが作れる“とんとんかちかちプレーパーク”を行いました。普段使うことのない道具を使った体験に熱中する様子が印象的でした。2日目(11日)の夜は、オータムフェスタ夜の部として、「大人のための座談会」を開催しました。座談会は、「森と木と人との新たな関わり」をテーマに、語り手は、脚本家の倉本聰氏、俳優であり当館の名誉館長である竹下景子氏、古田肇岐阜県知事の3名。さらにコーディネーターとして、岐阜県立森林文化アカデミー学長の涌井史郎氏を招き、豪華な顔ぶれで開催しました。はじめに倉本氏から、北海道富良野の地で行っている富良野自然塾の活動やそこでの経験の話を中心に、自然との付き合い方や現代社会における危機感などの話題提供がありました。また、そのあとの座談会では、各語り手のユーモアあふれる発言に、ときおり会場から笑いが起こるなど、終始和やかな雰囲気で行われました。また、この座談会は、ぎふ木遊館の公式インスタグラムでライブ配信も行い、会場に来ることができなかった方にも観覧いただきました。各部の終わりには、木遊館スタッフ「さとやまさん」から、ぎふの木のおもちゃにちなんだ歌の披露がありました♪ぎふ木遊館の最新のイベント情報などは、公式ホームページをご覧ください。座談会の最後は涌井学長の声掛けで「岐阜県から日本、世界を変えていくぞ、エイエイオー!」で締めくくりました。5MORINOTAYORI